中野笑理子のブログ

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心の洗濯

2018年04月08日 | 日記
昨日に引き続いて、今日もまた届きましたよ~ん♪
佐藤雅子さんの『私の保存食ノート』と『季節のうた』の2冊であります。

『私の保存食ノート』は副題に「いちごのシロップから梅干しまで」とあるように、ジャム類から漬物、干したけのこにソース類まで数々の保存食レシピがあり、中でも「なすの砂利づけ」という著者がおしゅうとめさんから習ったという見た目にも涼しげな漬物に目が釘付けになりました。
『季節のうた』は文庫本なので、持ち歩いて電車の中で読むこともできます。
どちらも『私の洋風料理ノート』と同じく季節ごとに記されており『季節のうた』にはお手製の指ぬきの作り方まで載っていて、読んでいるとなんだか心が洗われるような気持ちがします。

何かあるとすぐにスマホで検索すれば瞬時に情報を得ることが出来て、煮魚や炒め物の元まで売っている今の生活は確かに便利で合理的かもしれないけれど、毎日がまるで新幹線の車窓に映る景色のように目まぐるしく、ただただ目に映っては過ぎてゆくような味気なさを感じます。
誰もが毎日、時間に追われて生活を営むというよりも、ただこなしていっているという気がする現代の生活。
効率や結果や儲けだけを追求して、そりゃ心も殺伐としてしまうのも当然の結果だと思います。

もっとゆっくり時間も手間もかけて、毎日を慈しんで過ごしたい。
そんなことを言っていては、どんどん取り残されていってしまうような今の生活。
何でもかんでも昔が良いというのではないけれど、今の生活はやはり少しどこかおかしなことになっている気がするのです。

とはいえ今日も実家を拠点に自宅と買い物の往復、不思議の国のアリスに出てくるうさぎのような1日でした。
晴耕雨読とまでは言いませんが、もっとゆっくり生活をするには、やはり退職後の年金生活者になってからしか叶わないのかしら。
いやいや、今からでも出来そうなレシピを探して挑戦してみようと思います。

保存食を作って、着るものも自分で縫ったり編んだりして作る生活が夢であります。