野良スコ。

ちょっと前から見知らぬ野良猫が八百辰に飯を食いにきくさっている。
わたしに気づいた途端、バビュンと逃げやがるので、白っぽくてでかい猫ということしかわからなかったのだが。

この前夜、マンションに帰ろうと車を出しに行ったら。
車のすぐそばにこの白ブーがいた。
例によって奴はわたしに気づくと遁走したのだが。

……ちょっと待て…。
…あいつの耳、折れてへんかった？
うそ、あれ、スコティッシュ（※）っっ？！

（※スコティッシュ：スコティッシュ・フォールド。プロレスの技ではない。猫の品種名である。
こおゆう風に耳の折れてる奴。写真は故Ｓ本じゅり男さん）

慌てて写真を撮ったが。


携帯しか持ってなくて、デジカメモードで撮ったが、○部分を引き伸ばしても確認は無理であった。

ところが。

翌日、八百辰の旧店舗横の駐車スペースに。
いたのだ。
白ブーが。

見間違いではなかった。


ね？


ね？


ねっ、ねっ、耳折れてるべ？
じゅりみたいなくるんとカールした耳じゃなく、前にぺたんと倒れてるけど、折れてるべっ？！

スコやっ！！
しかも三次元移動ができなかったじゅりと違って、普通の猫みたいに塀の上までぴょんやがな～っっ！！！

どこかのお坊ちゃまが家出しただけか？
それとも世にも珍しい野良スコか？

近所にひとりだけスコはおるねん。
八百辰母屋から北へ６０歩、Ｎ塚家から北西へ１０歩歩いたところに、


永井理髪店という散髪屋さんがあり、そこに、


茶虎のスコがおるねん。

この茶虎スコ、どこかの箱入りのスコ嬢が野良とねんごろになってしまって生まれたハーフ・スコである。
スコティッシュはスコティッシュ同士かけあわせても立ち耳のが生まれることもあるので、ハーフでこんだけきちんと耳が寝てるのはかなり珍しいのだが。

もしも、もしもだ。
この茶虎スコがさらにどこかの野良に生ませたのが白ブーだとすると、

（スコだとわかった時点で、「唯一個人的に知ってるスコがジュリやからあいつはサリーかな」とか思ったのだが、あかんねん、もう姿見たら自動的に「白ブー」もしくは「ブー」て言うてしまうねん）

スコの血が１／４なのに耳が折れてるクォーター・スコティッシュっっ！！

で、白ブーの股間に注目していただきたい。
キャンタマらしきものが見える。
オス。
未去勢か、はたまた去勢したてでまだキャンタマ袋が縮んでいないだけか？

もし未去勢で、このままこいつがうちにいつくと、捕獲して玉抜きしなきゃなんないのよ～。
しかもうちにはゴンベちゃんがいるのよ～。
ゴンベは人間だったらプロレスラーにしたいような筋肉質のいい体してるんだけど、
しかもジャーマン・スープレックス・ホールドとかカナディアン・バック・ブリーカーとかの大技が似合いそうないい体なんだけど。

あかんたれなのよ～。
ステロイドとプロテインで作ったがごとき見かけ倒しの筋肉なのよ～。
白ブーうろつきだしてから、ちょっとびびってんのよ～。

白ブー、誰か要る人、いませんか？
繁殖させてる方とか、種スコにいかがっすか？
ご希望の方ございましたら、うちにメールください。
捕獲お手伝いいたします。

「ポンペイの輝き」展

天保山サントリーミュージアムで開催中の「ポンペイの輝き」展に行きました。
アスパラクラブで無料鑑賞券（日時指定付き。メールのプリントアウトが入場券）が当たったの。

月曜日って美術館とか博物館って休みじゃなかったっけ？と思いながら行ったんですが。
この日はアスパラクラブ様貸切でした。

大災害ドキュメントな作りで、
しかも亡くなった人々個人にスポットライトを当てていて、
「この若奥さん、結婚したてでダンナさん留守で、どないしよ～思てる間に逃げ遅れはったんかしら…」とか、あれこれ想像をかきたてられました。
展覧会のくせに読むとこがいっぱいあって満腹しました。

ところでポンペイといえばピンク・フロイド、
１９７１年のライブ・アット・ポンペイである。
今回の展示品には８０年代、９０年代に発掘されたものも多く、
「ああ、ライブ・アット・ポンペイの頃にはまだ埋まってたのね、これ…」としみじみしたのであった。

帰って『ローマ人の物語８　危機と克服』塩野七生（新潮社）の「第六章　皇帝ティトゥス」の「ポンペイ」のとこを読み返す。
ポンペイ展で噴火後のタイムノートんとこにも名前があった「小プリニウス」が噴火当時の出来事について綴ったタキトゥス宛の二通の手紙の全訳が260頁から載ってます。
ほんで、他にもなんかポンペイなもんがあったなと探したら。


あははは、あったよ。
ばあちゃんがヨーロッパ旅行したとき買ってきた本が。

（ばあちゃんはその時ほかにも、バチカン市国のガイドブックとか、バチカン市国発行の切手とか、スキン・トゥ・スキンの赤狐のハーフコートとか、ばばくさいデザインの瑪瑙のネックレスとか、買ってきた。赤狐のハーフコート以外はまだうちにある～）

ちんじゅう。

Ｎ塚長姉とＲＰ祐子と三人、祥福の湯で岩盤浴三昧。

（入ったのはお昼の１２時だったのに、出たのは晩の７時過ぎ～）

ここには熱めの「烈」とぬるめで湿気が多い「蒸」、薬湯の岩盤浴版の「薬」、クールダウン用の「雪」等の部屋があり、浴室内でときどき各室の説明のテープが流される。
このアナウンスの女性の声がいい声なんである。
落ち着いて静かな、実に睡眠効果が高い声なんである。

「この人に羊数えてもらいたい～」
「『徒然草』とか『方丈記』とか『論語』とか、だらだら読んでもらうのもよさそう～」

ＣＤ、出してください。買います。＞祥福の湯のバック・グラウンド・アナウンスの声の方

岩盤浴のアナウンスといえば、さらさの湯でのこと。
ここの岩盤浴でも浴室に使われている材質等のアナウンスがあるのだが。
「…○○岩は産出量が少なく、ちんじゅうされ……」。

ちんじゅう？
…………それを言うなら、「珍重（ちんちょう）」やろがあっ！！

アナウンスの声は素人に毛が生えたくらいのレベルだが、ＢＧＭにせせらぎ音とかも入ってるので、たぶんそういうテープを作る業者さんに発注したんだと思うんだが。
ゼニ貰う仕事で「ちんじゅう」はいかんやろ、「ちんじゅう」は。

これを納品したほうもほうやけど、納品されたほうも、流す前にチェックくらいせえや。＞さらさの湯

あれこれ。

夜、バチバチチャンネルを変えていたら、スマステで地球温暖化に警鐘を鳴らしていた。

が、暖房の温度設定を２０度以下にしようと言いながら、
スタジオにはべらせた外人（主に白人）のねーちゃんどもは薄着だった。
中には二の腕も肩も剥きだしのねーちゃんまでいくさった。

視聴者に説教垂れやがる前に、スタジオの暖房低せえやっ！！
そのねーちゃんどもにもフリース着せろっ！！

（歌番組やバラエティ番組見てても冬でも季節感のない薄着なタレント多いよね～。やせ我慢なのか、収録スタジオ内があれでちょうどいいくらいの温度なのか？）

テレビといえばちょっと前、
ハロウィンが済んだとたんにクリスマスに突入する日本を外人に嘲笑させる、みたいな番組があった。
日曜日の晩の、爆笑問題と阿川佐和子が出てる奴。

ま、わたしも、11月にツリーやイルミネーションは早すぎね？とかそれまで思ってたんですが。

じゃかあしいっ！！
日本じゃハロウィンの次はクリスマスなんじゃっ！！
「ハロウィンのあとは感謝祭だろ？（クス♪）」だと？
ほんなら感謝祭かて輸入したろっ！！
復活祭だろうがラマダーンだろうが、なんぼでもやったるがなっっ！！

（つったら、Ｎ塚長姉が「ラマダーンはやめとこや～」と）

ところでビデオテープはかなり処分したのだが、まだ五箱くらい残っている。
特撮１箱、Ｆ１が２箱に映画１箱、ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰとか特命リサーチとか鉄腕ＤＡＳＨ！が１箱。


で、押入れの下左側に積んであったこの５箱を、ふと思い立ち、天袋に移動させようとして、「ハリケンジャー」を見直したかったのを思い出し、特撮箱を漁ったら。


「ハリケンジャー」は無事見つかったんですが、
探して探して探しまくって見つからず、録画したと思っていたのがそもそもの思い違いでテレビで観ただけだったか、それとも誤って捨ててしまったかと思っていた、


「１９９９年フィギュアスケートＮＨＫ杯」と「２００２年ソルトレイクフィギュアスケート」と「アトランタオリンピック高飛び込み」が特撮箱の中から見つかった………。

（はずなのに、なぜか「ソルトレイク」がいま見つからない…）

「ＮＨＫ杯」でアイスダンスのアニシナ＆ペーゼラが滑った初期バージョン「仮面の男」が見たくて見たくて見たくて、どんだけ探したか～。
「ソルトレイク」なんか、アメリカＡＭＡＺＯＮのマーケットプレイスでビデオ買うたっちゅうねん。

それにしてもなんでわたし、この３本、特撮箱に突っ込んだのかしら…。

引き出された引き出しの謎。

晩飯を作っている最中なのに、動線途中のとても邪魔な場所の引き出しが大きく引き出されている。

なぜだ？

それはね。


買ってきた味噌（ダイエーセイビングプライスシリーズのダシ入り合わせ味噌）の蓋がなかなか開かなくて、ここからゴムの壜回しを出して、引き出し開けっぱなしで一生懸命開けてる間に。


この人がここに入り込んでしまっていたから…。
そして呼んでも呼んでも出てきてくれなかったから…。