演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/04/14 第39回 講談かぶら矢会(国立演芸場)

2008-04-14 | 講談協会
神田ひまわり…『秋色桜』
※先々週の土曜日。上野の国立科学博物館に【なでしこたちの挑戦~日本の女性科学者技術者~】を見に行った際、『秋色桜』を探したのですが、ちょうど花見の真っ最中で見ることができませんでした。
翌日曜日。浅草演芸ホールに行く前に立ち寄ったら、見事な“枝垂れ桜”と“井戸”を見ることが出来て感激しました!

井の端の 桜あぶなし 酒の酔

ひまわりさんは“前講”ということで、羽織は着ないで着物だけでしたが、15分間キッチリと読み上げました

宝井琴桜…『連続講談 平塚らいてう 若い燕編』
琴桜先生が冒頭、ひまわりさんの「真打披露興行」の紹介をして下さり、客席からも拍手が・・・
そこにひまわりさんが再び登場し、琴桜先生と客席に正座をして頭を下げていました。
講談協会所属でもないのに、このように紹介して下さる懐の広さに感動しました
・・・琴桜先生の内容???
「“らいてう”と書いて“らいちょう”と読みます」までは覚えているのですが・・・

宝井琴梅…『一休禅師』
※風邪と疲れでほとんど覚えていません・・・

宝井琴調…『上州侠客 国定忠治・山形屋』
※この「国定忠治」と清水次郎長は侠客ながら義理人情と正義感に厚く、私の好きな読み物の一つです。

宝井琴柳…『小牧山合戦余聞 魚屋本多』
ひまわりさんの『魚屋本多』は、琴柳先生から教わったのでしょうか?
こちらも私の大好きな読み物です

《お仲入り》

一龍斎貞山…『上下二変人』
※武士と刀鍛冶。二人の“変人”が織り成す楽しい読み物でした。
貞山先輩はこのような珍しい読み物を聴かせて下さいますね!
(同じ大学・同じ学科なので“先輩”とさせていただきました)

宝井琴星…『琴星作 杉原千畝』
琴星先生は初めて拝見しましたが、ユダヤ人6000人の命を救った外交官「杉原千畝」の物語をたっぷり聴かせて下さいました。


入場時、2階の入口では宝井琴柑さんと神田山緑さんが受付。
琴調先生と貞山先輩がお出迎えをしていました。
また一龍斎貞鏡さんが、ひまわりさんの披露興行のチラシを配っていましたが、芸協ファンの私から見ても本当に有難いことだなと感じました。
ちなみに貞鏡さんは貞山先輩のご令嬢ですが、琴柑さんと貞鏡さんに迎えられるなんて夢を見ているようでした