演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/07/05 末廣亭上席・夜の部(お仲入り後)

2008-07-05 | 芸協定席見ブんログ
===お仲入り後===

三遊亭遊雀…『看板のピン』

東京丸・京平…「漫才」

三遊亭遊三…『青菜』

笑福亭鶴光…『袈裟御前』

北見マキ…「奇術」

桂歌春…『船徳』


あまりの暑さに仕事が終わっても外に出る気になれず、休憩室でウダウダ。
ようやく重い腰(推定35㌔)を上げて末廣亭へ
土曜の末廣亭の定席に入場するのは久し振りですが、さすがに良く入っています。
例の感じの良いお姉さんが空いてる席を教えてくれましたが、通路側が空いていないので立ち見。
まさか噺の途中で真ん中の席に座るほど野暮じゃありません

遊雀師匠の『看板のピン』は途中からでしたが、ウケてました!

昨日は集中力が途切れた(?)京丸先生ですが、今夜は満員の場内を沸かせました

遊三師匠は定番小噺を振らずに『青菜』!

鶴光師匠も得意の地噺で笑わせました

マキ先生、今日は“ステンレスハンガー”がありませんでした。
つまり昨日より時間が短い。
ということは、今夜の歌春師匠の持ち時間が長くなる訳で・・・

昨日の白い着物と違い、鮮やかな水色の着物の歌春師匠。
師匠のHPに「夏の噺をかけます」と書いてあったので連日通っているのですが、中でも特に聴きたいのが今夜の『船徳』なんです。
冒頭「若旦那」という言葉が出て来たので、“もしや!?”と喜び、“イヤイヤ、「湯屋番」かもしれない”と思いながら聴いていると、
『毎日、船を見てるんだよ』
“ヨシ、来たーーーーーっ!”
実は「四万六千日」に合わせて楽日にかけるんじゃないかと心配していたのです(楽日は来られないんです)・・・。
徳三郎の喜怒哀楽が噺の随所に表れていて、私の念願通り楽しい高座を満喫することができました