なんでも楽天的に考えることを、心理学用語で「ポリアンナ症候群」と言うのだそうです。
伊藤望さんという人が以前、新聞で書いていました。
普通の人であれば落ち込んでしまうような事柄も、発想を転換させることで喜びにしてしまう。
ポリアンナという少女の物語から命名されています。
オリンピックも最終日程ですが、
4位に終わってしまった、のと
やった入賞!では
全然意味合いが違います。
またよくいう例えに、
コップの水が半分もある、と
半分しかない、と考えるのでは、このポリアンナ的には
幸せの度合いが違ってきます。
自分の幸せのステージレベルを上げると、
そこを基準として、人間は幸か不幸かを判断してしまいます。
また、伊藤さんは
心理学的に占いが当たるのは「当たるのではないか、と意識するから」
だそうです。
(この人、実は占星学研究家です)
心で意識した方に、行動・言動が導かれ、結果として占いのようになってしまう。
結局は自分の考えひとつで起きる事象にすぎない
ということだそうだそうです。
ポリアンナの幸せを探して、何でも喜ぶ遊びは、幸せをもたらす。
つまり理にかなった幸せになる方法と言える、のだと・・。
伊藤さんという人の言葉ばっかり引用してしまいますが、
そのとおりと感じます。
昔から言うところの、行動は心の鏡。こころで強く念ずることは実現する、
というのも、人間の深層心理による導きです。
将来の幸せを引きつけるには、発想の転換だけで、素晴らしい未来を構築することができる、ということですね。
そして、お金もいらず、修行も要らず、今すぐ誰にでも使えると言っていますが、
でも、そのように考えを転換する、ちょっとした修行は必要かもしれない、
と私は思います。
そう簡単では無いですよね!
心にすりこまれている過去や性格は、なかなかすぐには消せないのです。
その修行が仏教であったり、禅であったり、ヨガだったりします。
これについては、またあらためて。
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