イタリアの蒸留酒、グラッパのご紹介です。
(MAZZETTI社)
グラッパはワインを造る際に出るブドウの
搾りかすを発酵、蒸留させて造る蒸留酒です。
(1)ワインを造るために搾ったブドウの搾りかす
(ほとんど水分が無い状態です)がワイナリーから送られてきます。
搾りかすは、ベルトコンベアーで室内の第1蒸留機に入れられます。
(2)第1蒸留機から蒸留されたアルコールを含む気体が、
第2・第3蒸留機と順に送られます。
(3)第3蒸留機から送られてきた気体は冷やされて、
高濃度の“グラッパ”に仕上がります。
これに蒸留水を加えて約43度の飲用グラッパが出来上がります。
(4)マエストロによるテイスティングがなされます。
この段階では蒸留水が加えられていないグラッパの原酒です。
(5)蒸留水を加えて出来上がったグラッパ。
一つ一つ丁寧に手作業でボトルに詰められていきます。