子供の頃にチョクチョク見かけた極端に貧しい人達・・
その当時は雨露がしのげる屋根の有る場所が少なかったので
主に橋の下で暮らしている人が多かった
その人達を指差し
こじき・ルンペン等、今では使ってはいけないような言葉を大人も子供も平気で使っていました。
負傷兵の姿をして同情で金銭を得ようとしていた人・・・
足が不自由だとゴザに座って同情を買う人と色々と工夫していました。
そして何故かテキヤの様に人が集まる所には出没するのです
今頃(年末)の商店街、新年になると神社付近と・・・。
しかし今思い出すと、その全ての人が男です。
女は「売るもん」があるので乞食にはならないと大人たちが言っていました。
「売るもん」・・・もちろん身体、売春を指している訳です。
その時代はまだ売春が合法だったかも知れません。
私の子供の時よりは昔ですが、
敗戦直後に国が売春婦の求人広告を新聞に出していた位ですから、その名残は全国に存在していた時代です。
(少なくなったが今も残っていますネ)
昭和の30年代半ばから高度成長期に入り、今で言う路上生活者は少なくなりました。
ところが昭和の終わり頃になると、単に生活が苦しいからと言う理由じゃない人の路上生活者が現れだし、
路上生活者を貧しいから・・・と一括りには出来なくなり、凡人の私には理解出来なくなりました
そんな時期の少し前ですが、私は大阪の心斎橋商店街で初めて女性の路上生活者を見ました。
夜になり商店街が閉まると現れるのです。
時期は冬でした、ダンボールで囲いを作り、身体は達磨さんの様に着こんでマフラーに帽子です。
それでも、、「都会にはいろんな人がいてるなぁ~」と思った程度でした。
世の中はバブル景気で浮かれていた頃です。
恥ずかしながら、当時は私も金のブレスレットに高級時計に高級ブランドのジャケットに靴。
そんな姿で路上で身動きしない老女の横を通り過ぎてミナミの街に毎日の様に遊びに行っていました。
それから・・・・・・
もう女性の路上生活者の事などは忘れていたのですが、、、、
地方都市の徳島市の商店街で女性の路上生活者を見かけたのです
地方の商店街は昼間からシャッターが閉まっている店の方が多く、雨の日などは昼間から居てるのです。
商店街は屋根があるので、雨の日は通路として利用する人が多いんです(買い物では有りません)。
その女性の横をチャリで通る通勤・通学の人達、近くのスーパーでの買い物の人達。
夜になると近くの歓楽街に出勤する女の子達やスケードボートを楽しむ男の子達。
彼らの目にはそこに居てる女性の路上生活者がどう写っているのか・・・
そういう私もただ思うだけ、何の行動もしない。
それどころか「あの人は人の助けを拒絶しているのかも・・」と勝手な解釈をしてみたり、、、。
年末になると、寒さも手伝ってかそういう人達を見かけるとチト心が痛みます
その当時は雨露がしのげる屋根の有る場所が少なかったので
主に橋の下で暮らしている人が多かった
その人達を指差し
こじき・ルンペン等、今では使ってはいけないような言葉を大人も子供も平気で使っていました。
負傷兵の姿をして同情で金銭を得ようとしていた人・・・
足が不自由だとゴザに座って同情を買う人と色々と工夫していました。
そして何故かテキヤの様に人が集まる所には出没するのです
今頃(年末)の商店街、新年になると神社付近と・・・。
しかし今思い出すと、その全ての人が男です。
女は「売るもん」があるので乞食にはならないと大人たちが言っていました。
「売るもん」・・・もちろん身体、売春を指している訳です。
その時代はまだ売春が合法だったかも知れません。
私の子供の時よりは昔ですが、
敗戦直後に国が売春婦の求人広告を新聞に出していた位ですから、その名残は全国に存在していた時代です。
(少なくなったが今も残っていますネ)
昭和の30年代半ばから高度成長期に入り、今で言う路上生活者は少なくなりました。
ところが昭和の終わり頃になると、単に生活が苦しいからと言う理由じゃない人の路上生活者が現れだし、
路上生活者を貧しいから・・・と一括りには出来なくなり、凡人の私には理解出来なくなりました
そんな時期の少し前ですが、私は大阪の心斎橋商店街で初めて女性の路上生活者を見ました。
夜になり商店街が閉まると現れるのです。
時期は冬でした、ダンボールで囲いを作り、身体は達磨さんの様に着こんでマフラーに帽子です。
それでも、、「都会にはいろんな人がいてるなぁ~」と思った程度でした。
世の中はバブル景気で浮かれていた頃です。
恥ずかしながら、当時は私も金のブレスレットに高級時計に高級ブランドのジャケットに靴。
そんな姿で路上で身動きしない老女の横を通り過ぎてミナミの街に毎日の様に遊びに行っていました。
それから・・・・・・
もう女性の路上生活者の事などは忘れていたのですが、、、、
地方都市の徳島市の商店街で女性の路上生活者を見かけたのです
地方の商店街は昼間からシャッターが閉まっている店の方が多く、雨の日などは昼間から居てるのです。
商店街は屋根があるので、雨の日は通路として利用する人が多いんです(買い物では有りません)。
その女性の横をチャリで通る通勤・通学の人達、近くのスーパーでの買い物の人達。
夜になると近くの歓楽街に出勤する女の子達やスケードボートを楽しむ男の子達。
彼らの目にはそこに居てる女性の路上生活者がどう写っているのか・・・
そういう私もただ思うだけ、何の行動もしない。
それどころか「あの人は人の助けを拒絶しているのかも・・」と勝手な解釈をしてみたり、、、。
年末になると、寒さも手伝ってかそういう人達を見かけるとチト心が痛みます