地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

わらび採り

2016-03-22 17:29:47 | 日記
去年もこの時期に行った、、、と言うか連れて行かれました。

山菜を採りに行くのが好きなのか・・・強欲なのか(笑)
夜の街のママさんからのお誘いで、この連休にワラビを探しに行きました。

まず一番に去年に沢山とれた霊園のある場所に行ったんです。

ところが今年は殆ど無いんです
有っても細くて元気の無いワラビ、ほんと糸みたいに細くてヒョロヒョロっと伸びてる。

それでもママさんは諦めず、アッチコッチと探し回ったのですが、形のきれいなワラビはほんの一握りでした。

こんな事で諦めるママさんじゃない。。。
「何処か知らんでぇ???」

そんな事を言われても、私にワラビ採りの趣味は無いし知識も無い。

頭には帽子、顔にはマスク、手は軍手、服もそれなりに、そして足はゴルフシューズと完全装備。
ヤル気マンマンの様子・・・これでは諦めてはくれない。

車に乗り、とりあえず田舎の方に・・・・・
20分ほど車で走ったときに・・・「止めて そこ左

言われるままに車を移動し、少し細い道を入っていくと小さな川があり、その横の空き地に車をとめました。

ママさんはさっさと車から降りて、畑の間にあるあぜ道に入って行きドンドン遠くまで、、。
私は車の中でその様子を見ていたのですが、とうとうママさんの姿が見えなくなった。

暫く待っていたのですが、戻ってきそうにも無いし電話も鳴らない。
仕方なく私もママさんが行った方に歩いていきました。

所々で数日前の雨の後が残ってて、スニーカーはドロだらけ。。。
それでも仕方なく前進です。

暫く行くと遠くの方で座り込んでいるママさんを発見。

まさか野ションをしてるんじゃあ・・・

さすがにそれは無かったのですが、ワラビを見つけたんですネェ~
私が近づくのにも気がつかない、必死になって採ってました。

ようやく私に気が付いて振り返り
「これ持ってて」といって差し出したワラビ・・・・両手で一杯の量でした。

それから暫くは夢中になってワラビ採り、私は両手でワラビを持ったまま横で見学です。

そして「ついでにツクシも採っておこう」と

ツクシなんてどうするの、食べ方を知ってるのと聞くと
ママさんは「ネットで調べる」

確かに調べモノにネットは便利です。

ママさんは大量の収穫に満足なのか上機嫌です。
「帰ってアクを抜いてワラビの卵とじゃ。食べるで?」

「要らん帰りに何処かによって飯をくうワ」

ママさんは 「来年もここやな

コイツ、、、、ほんまにタダのもんは好きやなぁ~(笑)