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坊主のおごり

2016-03-08 04:14:14 | 最近のニュースから
Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービスに仏教会からクレームです。

仏教会からアマゾンに出された「お願い」の文章のなかに
・・・定額にすることによって「お布施」本来の宗教性を損なうからであります。

そんな文言がありましたが「本来の宗教性」って何ですかネ
定額でなければ「本来の宗教性」を失わないようにモノなのでしょうか

坊さんの行為をサービスと称されるのには不満があると言うのは理解できます。
サービスと言うと軽い感じがするし、お布施は本尊に差し出すモノとしている。

まぁ、その解釈と言うか建前と言うか、そんな事は好きにすればいいので、他の人がサービスと決め付けるのは良くないです。
ですから「お坊さん便・僧侶手配」にすれば良いだけの事。
サービスかどうかは世の中の人達が自然と決める事になるでしょう。

本当は坊さん達の一番気になるのは「定額」です。
これにより坊さんの収入が、少しだが解り易くなります。

人って・・・収入が解ると税金はどうなってるのか、、、と考えたりします。
その事が彼らにとり一番嫌な事なんです。

タイミング的には参議院議員の選挙の年。仏教会には多くの国会議員が個人の会員として名を連ねます。
それは自民・民主に限りません。

アマゾンに「お願い」の文章を送りつけ、その一方で政治家にお願いする。
これは圧力団体の常套手段です。

この圧力によって政治家が依頼者(仏教会)の意に沿うような行動をとるのは「票」の為と言う事は誰でも解ります。
こんな事を未だに通用さすかどうかは、、、、マスコミとかネットを通じて一般国民が疑問を持つ事ですネ

ネットの無い時代なら確実に圧力団体の勝ちですが・・・・さて、どうなるでしょう。。。。

宗教的に考えるなら、この問題はアマゾンの問題だけではないでしょ。
そこに多くの坊さんが参加している事が問題のはず、仏教会の中の問題とも言えるのではないでしょうか。


仏教会には日本の仏教の殆どが所属しているみたいですが、その事自体が本来の宗教性を失われています。

仏教と言ってもその考え方は重要な部分で違う所があります。
違う教えを持つ宗教団体が一つになってる理由は・・・発言力を高めてお互いの社会的地位を守る為以外にありません。

何が違うか・・・興味のある人は少しだけ調べてみてください。すぐに解ります。
その違いは自民党と民主党より違います、政党なら野合と言われる組織になっています。

一例ですが・・・
無宗教の人でも耳にはした事があると思います。
不動明王・釈迦如来・文殊菩薩・・・・薬師如来・・・大日菩薩などなど、、

こう言う仏さんと言うのか、こう言う人達と言うのか、、、世俗的に言えば地位はお釈迦さんの次の人達です。
その地位の仏さんは大勢いるとしています。

しかし、その中からどう言う理由で選んだかは知りませんが、十三仏を選んで門番みたいな感じの不動明王から順番に拝み、
段々と高い地位に(自分の亡くなった親など)仏さんを導いてもらう。。。と考える大きな一派。。。

別の大きな一派はその中の一つの仏さんが迎えに来ると教えています。

つまり、その世界に(供養する人達の力を借りて)自力で行くと言う考えと・・・
相手(阿弥陀如来)が迎えに来ると言う考えです。

本来、権力争いを繰り返した各派が共存共栄の為に集まった組織、まるで政治家の集団のようです。
私は本来の宗教性なんて言葉を使う資格はないと思いますネ。