写真は昭和11~13年の満州。
満州三江省勃利・・北朝鮮の北でロシアとの国境が近い場所です。
写真の横に書かれた内容をよく見ると・・・
酒場の店の前で、、、一円の支払い
店の中に入って、、、二円の支払い
テーブルについて何かを頼めば、、、、五円、十円と請求される
そんな感じの事が書いてあります。
それでも盛況の様子。
何時死がやってくるかも解らない戦場に行ってる人達ですし、ディズニーランドが有る訳でも無い。
遊ぶ所はこんな所しかなかったのでしょうねぇ~。
店の中に入って別料金が発生するのは、今なら何かショーをやってる場合ですけど・・・
この時代の満州、戦地でもある訳ですから、、、、酒とショーじゃなく、酒と女を売っていたのかも知れませんネ
それにしても値段を段々と追加していく手法は今の時代も同じです。。。
(現在の)いかがわしい店に行くと
「席を変わろう。奥の席に・・」と女の子が誘う様な店も有ります。
もちろん別料金が必要です、客は別料金の支払いを承諾して、別のサービスを求めるわけです。
満州でのこの手の店は殆どが日本人の経営だったんです。
当時の日本では多くの人が満州にわたり一儲けを考えました。国もそれを後押ししていたみたいですネ。
ですから現在70才代以上の日本人で満州生まれの人もけっこう居てますネ。