地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

消費者著庁・神山

2016-03-16 19:50:01 | 日記
板東長官(消費者庁)が八名の中堅・若手を引き連れて、一部移転のお試し期間のスタートを切りました。

長官は5日ほど居てて、八名の中堅・若手は夏まで居残りです。

長官の動きが地元・徳島の新聞・テレビで毎日のように知らされますが、その内容は通信システムの使い心地ばかりで、消費者庁の業務以前の話です。
まぁ長官ですからセレモニーで良いと言えば言い訳で、その長官が東京に帰ってからが残された人達の仕事です。

何の仕事って・・・・?????

それはハッキリしています。移転すれば発生する不具合の確認です。

何の為の確認・・・?????

不具合をどのように修正して業務に差し支えの無い方法を考える為・・・・違いますよね。
・・・移転する事は不適切と判断する為の粗探しですよね。

この山間部の田舎・神山で20名あまりのスタッフと共に仕事をスタートした人が・・・
都会と違って問題は色々あるが「エィッ」と始めないと・・・・と、言っていました。

スタートを切って、問題が発生するたびに解決の努力をしていく覚悟が必要だと言ってるんでしょう。

徳島の県庁・市役所などがある中心地から山(剣山)に向かって車で30分~1時間半の所に有るのが神山町です。
けっこう広い町で、中心地に近い所はゴルフ場が3ヶ所あります。

この町は田舎なのですがWi-Fiの普及が全域で、山の中を流れる川の横でもパソコン作業が大丈夫なんです。

通信が良いのと町などの運動で、東京の企業がサテライトオフィスを設けたり、IT系の企業も十数社進出しています。
また町興しなんかでよくある芸術家を招き入れたり、、、、頑張ってる田舎ではあります。

日本の田舎・・・四国・・そのまた田舎の徳島では日亜化学のLEDと共に光っている町です。


しかし、地元の人達にとっては問題も有ります。。。。
地域の外から人が集まり、その恩恵を受ける人とそうで無い人とではかなりの温度差があります。

行政や誘致運動をしている人達はこの点に注視して配慮しなければ、「移民」と「先住民」の間に大きな溝ができます。

例えば・・・生活に欠かせない水
山奥の水源から水を引いているので、その水源の管理をしなくちゃなりません。
また台風が毎年来るので、その度に山肌を流れる雨水が倒木や枯葉でせき止められていないかを暴風雨の最中に確認し、もしせき止められていたら、それらを除去しなくちゃならないのです。

その作業を地元の男達は普通に実行し、女たちは食事の用意などを徹夜でやったりするのです。

新しくこの街に入ってきた人達は一切関知していません。
誘致している人達が教えないのか、知って知らない振りをしているのか・・・・。
これが関係するのは一番近隣の住民です。

新しく入ってきた人達は「お隣さん」とは付き合わず、町内でも少し離れた人達と付き合う様になって行きます。
そりゃあ~そうですよね、、隣同士の雑用をしない新しい人達は、雑用をしているお隣さんを見ている訳ですから・・・

その共通の雑用が家の前を掃除する程度じゃないのが、山間部の田舎なんです。

雨の中の獣道を登って水源地を見に行くなんて、、、、、消費者庁の職員に出来るでしょうか。。。。

きっと出来る出来ないの問題じゃない、そんな事は関係ないって感じでしょう。
神山で働き、生活は徳島市の中心地でするもぉ~んて話しになるのでしょうネ

勝又被告の自供

2016-03-16 00:22:46 | 最近のニュースから
裁判員裁判で行われている勝又被告の裁判の様子が色々と報道されていますネ。

この事件は10年も前の事件で、その後、勝又が逮捕されたのも何年も後になりました。

どうしても事件の発生時期と逮捕の時期に開きがあると、いわゆる物証は殆ど無くなり、この事件も同様です。

そこで「自供」と言うのが非常に重みを持ちます。
その事は取り調べる検察官もよく解っている事で、取調べのやり方が慎重になります。

この勝又容疑者の場合は物証が無いばかりか、、、
日本語が上手く話せない感があり、容疑者の弁明の機会を普段より丁寧に引き出さなければなりません。

犯罪者の中には知能的に弱い人、極度の内向的な性格の人、他人に迎合する傾向が強い人など、刑事や検察官の誘導に簡単に乗ってしまう人もソコソコいてます。

そんなもん殺しても無いもんを殺したなんて言う訳が無い・・・と思うのは私達普通の人達で、
そんな普通の人達はこんな殺人事件は起こさないんです。

勝又の自供の状況や、事件当時に勝又所有の車と思われる車が(死体遺棄)現場の方向に走行していた。
また、勝又自身が犯行当時のアリバイなどを証明できない、、、、

心証はまっ黒です。
しかし自供だけでは裁判で有罪にはなりません、その自供が「証拠」として認められて初めてその可能性が出てくるわけです。
あくまでも可能性であって、自供があるから確定する訳じゃない。

むしろ自供だけだと、検察官の誘導・圧力を問題にされます。そして、本人の総合的な能力が低い場合はその疑いが大きくなります。

今回の勝又容疑者の自供の流れをよく見ていると・・・
検察官がどうこう言うより弁護士の誘導がかなり疑われます。

弁護士と話をした時に弁護士から 「やっていないのなら、やっていないと言って良いんだよ」と言われると・・・
勝又は検察官に 「やっていません」と言っています・・・・それを繰り返している。

勝又容疑者がどの程度の知力なのか解りませんが、話し相手がスキを作ってあげるとそれに乗る傾向が見られます。
そして思考が連続していないので、話しの内容が真逆でも平気で口にしてしまうのです。

・・・で、聞いている方が、話の内容が逆だと指摘すると、、、、、、
そのタイプの人間がとる態度は何故か同じなんです。

解らない、、、、もぉ~何だか解らない、、、、ってな興奮した状態になります。

まぁ~ねぇ~、浮気がばれた時の亭主もこんな感じですけどネ(笑)

この裁判は難しいです。。。。

小学一年生の女の子を殺した非情な犯人なら絶対に許す事は出来ない、その気持ちが強いだけに犯人が解らないでは済ませることは出来ません。
ですから、、、、裁判員裁判で有罪になる可能性は高い。

しかし、無罪を主張し続けて控訴した場合はプロばかりで判断する事になり
「推定無罪」になる可能性もソコソコ、、、、、あると思います。