地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

雷は怖いです

2016-08-05 17:26:42 | 日記
畑仕事の男の人や、野球少年が不幸にも落雷の被害に・・・

雨が降っていなくても落雷はあるみたいで、、、
普通、音とか光に気がついて、初めて雷を意識します。

しかし、現実には雲が発生しただけて落雷の可能性はある訳で、その時点で避難する人は少ないでしょうネ。

「落雷の体験」
長崎・島原でキャンプをしていた時に、強烈な雷を経験した事が有ります。
地元の友人に連れて行ってもらったので正確な場所は覚えていませんが、山の中腹って感じで、湖(池)がキャンプ場のすぐ近くに有りました。

メンバーは大人5人と子供が4人、、、そして愛犬(ヨークシャテリア)で、
キャンプの経験者は私だけだったので、なんとなく私が指図する感じになっていました。

全員が荷物を持ち、駐車場から歩いてテントを張る場所を探しました。
水場やトイレが適度な距離の所が目的です。遠いと不便だし、あまり近いと夜に雑音が気になります。
時期は今頃で暑い日だったので、大きな木の下で木陰になっている場所を選び、それを中心にして三つ張りました・・・

その時にふと子供達にキャンプの仕方を教えなくちゃとの思いが出てきて
「木の下は雷が落ちた時に危ないから、少し離してテントを張りなさい。」

正直な所、そんな事は思っていませんでした。単に子供達がいたので「ちょっとウンチクを・・」

私達以外にも多くの人達がキャンプとバーベキューを楽しんでいました。

夜になり、そろそろ寝る時間かなと思ったとき・・・
突然、強い雨が降ってきました。

キャンプ場のあちこちでザワザワしだした。
私達も他の人も雨は予測していなかったのです。
色々な物がテントの外にあるし、テントの周りに溝を掘っていない人も多かったのです。

強い雨に濡れながら作業をしている最中に、、、、強烈な光と音

湖に落雷です。 湖面は青白く光りました。

それは恐怖の始まりの合図で、連続して音と光がほぼ同時に・・・
子供達の泣き叫ぶ声でキャンプ場が埋め尽くされました。

もちろん、こんな強烈な雷は初めてで、私もビクビクでしたが子供達の前でとの思いで、やせ我慢です。
何の根拠も無く 「大丈夫、大丈夫」を繰り返すだけ。

全員で洗い場の小屋まで走ろうかとも思いましたが、落雷があまりの連続でその勇気が出てこない。
5~10秒間隔の落雷で、そこら辺一面が明るくなる。
大半は湖に落ちている様子ですが、その距離は100mもありません。

「もう、終わるから」と「大丈夫」を何度繰り返した事か・・・
しかし、なかなか終わらない。。。。たぶん半時間近くはやられた。
その殆どが光と音が同時なのです、数え切れない回数の落雷が半径300m以内と言うのはさすがに経験が有りませんし、
女の人と子供達の悲鳴の連続で恐怖は
その恐怖はチ〇チ〇が陥没しそうでした

幸い、、、被害も陥没もなく雷雨が終わった時には全員で顔を見合わせて
「ビックリしたなぁ~」と・・・。

私も冷静になり、回りを点検したのですが、、、、愛犬の「小鉄」が見当たりません。
小さな室内犬だし、他の人に迷惑をかける事はないだろうが山の方にでも逃げていたら発見できない。

他の同伴者に頼んでキャンプ場を探してもらいました。しかし、発見できない
心配だが仕方なく、朝になったらもう一度探すと言う事にしてテントに入り休憩です。

長時間の雷雨と愛犬の「小鉄」を探すのに疲れたので、テントの隅に置いてあったクーラーボックスから缶ビールを・・・
その時、、、テントとクーラーボックスの間に何かあるような気配が・・・
クーラーボックスを手前に引いてみると・・・
両手(前足)を真っ直ぐに伸ばして、その間に顔をうずめた小鉄が

よほど怖かったのでしょうネ