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高畑裕太の事件

2016-08-24 15:24:59 | 最近のニュースから
強姦罪・・・芸能人が起こすこの種の事件が表に出るのはホンの一部と思われますが、その多くは何処か被害者の方にも一般常識から外れた行動があったりする場合も多かったり。。。

しかし、今回の高畑裕太が起こした強姦致傷はそれらとは異なり、被害者女性には何の落ち度も無いと思います。

被害者となった女性には是非お薦めしたい事が・・・
それは、、この種の被害者に対する示談金ですが、一般的に日本では100万円~500万円で決着しますが、そんな額では示談しない事をお薦めしたい。

こんな額では被害者が受けた屈辱を取り払う事など到底出来ません。
常識ハズレの金額を請求すると色々と言われたりしますが、そんな事は気にする事じゃない、そもそもこの種の件に関しての常識が間違っているのですから、何の問題も無い。

示談は被害者が相手に対して、自分で出来る制裁(反撃)です。
被害者にとってはいくら反撃しても気持ちは治まらないかも知れませんが、自分に出来る全ての力を使って反撃すれば、後々には必ず達成感があり、それが被害で傷ついた心を少しでも和らげるのに役に立ちます。

相手(高畑側)は必ず示談を申し込んできます、制裁的意味合いを持つ金額を請求するべきです。

加害者側は強姦罪は親告罪なので、かなり告訴の取り下げを求めると思いますが、示談が成立したからと言って告訴を取り下げる必要はありません。

警察の逮捕理由は「強姦致傷」となって、致傷が付いているだけで実刑はほぼ確定です。
ここから「強姦」を外すと軽微な傷害となり不起訴になる可能性が大きいし、起訴されても軽微な罰で終了します。

まぁ、どうなっても高畑裕太は有名人なので一般人より大きな罰を受け、その点を考えて極一部ですが同情する考え方も有ります。しかし、それは同情するのは勘違いなんです。有名と言う事で利益を得ている人は有名と言う事で大きなリスクを負うのは両輪です。
高額所得者が高額な税金を支払うのと同じ様なものです。

「人との距離感」
高畑裕太を有名にした連続ドラマ「まれ」で競演した清水富美加さんが高畑裕太の事を「人との距離感を測るメーターが壊れている・・・」
こんなコメントをしたのを思い出した。
それに、、、先日のテレビであるタレントが高畑裕太から相談を受けた内容を話していました。
その内容は 「ドラマなんかの共演者を好きになってしまう」と、、、俳優にはそんな事はよくある事みたいだけど、彼の場合はその度合いが問題だと言う事です。
私達の周りにも時々存在する「馴れ馴れしい奴」 相手の気持ちを考えずにドンドン自分のペースで踏み込んでくる奴。
高畑裕太はこんなタイプなのでしょうか、母親もそんな感じはしますけど・・・。

「自由奔放な生き方」
私自身もそう生きて行きたいと考え、かなり一般的な人達より自由奔放に生きています。
しかし、そこにはルールを遺脱する可能性が大きくなっている事を自覚しなければなりません。
ところが自分自身の経験から言うと、この高畑裕太の年齢では社会生活の経験値が少なくて、
直接被害者が発生する違法なことと、直接個人に被害を与えない状態の違法行為との間には大きな違いがある事を知らない。

強姦や傷害や窃盗は誰かに直接被害をもたらす犯罪です。
交通違反や未成年の飲酒・喫煙はその時点での直接的な被害者は存在しない犯罪です。
また、覚醒剤などはその時点では被害者はいませんが、後々に被害者を生み出す可能性が高い犯罪も有ります。

自由奔放に生きていくには自分で何処かに線引きをしなくちゃなりません。
誰だって何不自由なく自由奔放な生活をしたい人は多いが、現実には生きて行く為にはお金が必要で働く為に自由をかなり奪われます。
人の親として自分の子供を自由奔放にさせている親は、若い時には実感として理解できない線引きを粘り強く教える義務があります。 
それが出来ないのなら、小さな時からある程度は枠の中で生きていく事を教えるべきです(これが一般的です)。
少し厳しい表現になりますが、、、
被害者の立場になると母親の思慮不足も原因の一部と感じられます。