地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

出所間近

2017-03-23 23:59:41 | 日記
懲役3年の実刑を受けた男が仮釈放で近々出所するみたいです。

彼は大人になってから半分くらいは刑務所暮らしなんです。

本人の感覚では「今回は短い」と言っていました。 確か、、、前回は7年半の刑期だったので、それに比べれば半分以下なんですけど、3年も自由が無い生活なんて想像するだけで耐えられない。

前回に仮釈放を受けるために、身元引き受けを頼まれ承諾し、仮釈放の期間中引き受け人をしました。 その期間は何事もなく、無事に満期を迎え、新しく出来た彼女のもとに行きました。

その後も彼女の協力が有ってと思いますが、安定した生活を送っていた様子で、律儀に生活ぶりを電話で報告みたいなことが続いてました。

その電話連絡が無い状態が数ヶ月続いたけど、、、便りの無いのは元気な証拠と、、、
そんな時に知らない番号から電話が有り、誰? と思いながら電話に出ると、泣き声で「○○です」 その瞬間に想像はついた。

逮捕された時に連絡しようか迷ったが、迷惑をかけてはと思い黙っていたと。やっと面会が許されたので、警察に行き話をしたら、私にだけは連絡しておくように言われたらしい。

彼にとり私は最後の頼みの綱なんです。。。彼女は仮釈放を受ける時に縁が切れている可能性もあり、私なら以前に引き受けてくれたし、その後に迷惑はかけていないとの考えが有るので、今回もその時には身元引き受け人を頼みやすいでしょうネ。

ところが………予想は外れ、彼女は待っています。 当然、仮釈放が貰えるなら引き受け人になると言ってる。

ホンマ、何度も犯罪を繰り返した男を待つ女、なんか羨ましい。
今度こそ更正出来ることを期待です。

ただ問題も~(笑)
刑務所暮らしが長いと歯抜けになります。 何故なら刑務所では歯の治療は、痛み止の薬か抜くだけなんです。 虫歯になると、暫くは薬ですが、必ず悪化するので抜く事になるんです。

数日前だったか、 和歌山のカレー事件で死刑判決を受けた林真澄美だったかな。 その息子が面会してコメントしてたけど。
母親は歯が抜けて無くなってたと言ってたのは笑えた。

籠池の晴れ舞台

2017-03-23 18:52:11 | 最近のニュースから
証人喚問のテレビ中継・・・
幼稚園の経営者が国会で発言して、それを全国にNHKが知らせる。

私もそれを見ていた一人なんですが、籠池にとってはそれこそ生涯の思い出になったでしょう。
一般人にはこんな機会は滅多にあるもんじゃない。

国会に証人喚問された人達を振り返っても、こんな小者はいないですネ
今日の出来事は彼にとって末代まで自慢できる話でしょう。

今日の話で解ったことは・・・
政治家(権力者)に近づき、その影響力で自分の商売を有利に進めようとする見本のような人だと言う事です。

政治家に何かを頼んでみれば解りますよ。。。
後日に頼み事がどうなったか事務所に確認をとってもらうと
「〇〇に言っといた、心配ない、大丈夫。」 そんな答えが返ってきます。 この〇〇はもちろん関係官庁です。

政治家に頼み事をする人で、時間に余裕のある人なら、何度も事務所に顔を出しに来ます。
そんな一般人は事務所に頻繁に出入りしていることさえも、そこの政治家と親しいと他の人にアピールする材料に使います。

籠池の口から色々な政治家の名前が出てきましたが、土地の払い下げや小学校の認可に対して格段の協力を得たと言う具体的な話はまったくなかった。
格段の協力がなかったのだから、当然ですが籠池から政治家に不法な金品が渡ってもいない。

それどころか、、、正当な方法でも政治家に資金が献金として使われた形跡も、現時点では出てきていない。
籠池は自分側に寄付金を集める事には色々な手を使ってるが、自分がどこかに寄付をすると言う感覚はないみたいですネ。


この森友学園の問題で、、、一番に反省しなくちゃならないのは。。。
まだ完成もしていない小学校の名誉校長に首相夫人がなった事です。 

寄付金集めに使ったり、他の政治家や役人と話をするときに「安倍昭恵首相夫人の名誉校長」は大きく影響するのは現実の話です。
社会的に高い地位の首相夫人、公人か私人なんて問題じゃない。 自分の影響力に対して認識が不足していると言われても仕方ないと思います。

今も、これからも全国のいたる場所で色々な団体に講演を頼まれる首相夫人。 そのすべてに対して細かい所まで調査してから引き受けるのでは、それこそ時機を逸してしまうし、用心が過ぎると何も出来なくなるのも理解できますが、事ここに至ってはもう少し慎重に行動をお願いしたい。

オモシロ話としては・・・けっこう面白いんですけど。

国会議員が時間と税金を使って真剣に考える事柄かと、、、疑問もあります。

金もなく借金返済に追い込まれたら・・・・人は色々な行動をとります。
その行動の一つとして、事業を拡大する計画を立てて資金を調達する方法があります。 この森友学園もその行動にかなり近いと思えます。

小学校設立・・・寄付金を集める、、、、、これで資金を集める方法より他は無かったのでしょう。
寄付金・・・いったいどのくらい集まったんでしょうか、、、。
一説では七億とも八億円とも言われています。建築業者に支払ったのは四億円程度ですから、寄付金の額が噂通りなら、のこりの資金は何処に???

三通の見積もり額が問題になって、そこを質問されると・・・
「刑事訴訟の恐れがあるので・・・」と答えない。

刑事訴訟の可能性が高いと自分でも感じている人間を小学校の責任者として許可願いが出て、それを許可する方が異常ですよネ

借地契約した土地からゴミが出たら、それは宝の山で小判が出たのと同じです。
特に相手が国や地方自治体なら、、、、、「やったようなもん」です。 それは、当の籠池も担当していた弁護士も一番に思う事です。

ゴミが出た瞬間に・・・これは再交渉の好材料になる事は誰にでも解ります。 
役所側は一歩でも前に進んだ事柄は完結したい、途中で計画がとん挫すると自分の責任になってしまいます。

最終的に交渉をまとめたい人と、内容によっては白紙にできる人とでは勝負は見えています。
民間と国などとが土地などの売買する時に、国側に少しでも落ち度(瑕疵)が有れば、民間にとって有利な結果になります。

森友の土地の問題とは逆な立場ですが、豊洲の土地の場合と同じです。

民間側は損得が一番大事。
官は所詮自分の財産や金じゃない、問題なくことが進むのが一番大事なのです。

ここを籠池と弁護士が突いた話。。。土地の価格決定はこれに尽きます。

冷静にこの出来事を見れば、、、、国会で議員たちが知りたがっている部分に犯罪は無い、仮に有ってもグレーで犯罪として成立しない。
犯罪は寄付金集めの方法と認可をうける為のとった行為の中に存在しているだけの話です。 犯罪はその筋の機関に任せるべき、政治家がやっきになってする事じゃない。

政治家の中に利益を得た人が存在するかどうか・・・そこは調べる価値ありです。
利益を得ていない政治家の「口きき」は政治活動の一部なんです。 
この境界をハッキリと持ち、この問題を追及しないと終着点にたどり着かないと思います。