地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

米朝会談の成果

2018-06-16 11:31:00 | 日記
シンガポール

北朝鮮

中国

韓国

日本

アメリカ

米朝会談は期待が大きかったので、結果は不充分でモヤモヤ感が残る結果に終わりました。

花火を上げたトランプ大統領は
「始まりだ‼」
そう言うより他はない。

この世界的テレビショーで、一番成果を上げたのは シンガポールでしょうね。

国際会議は慣れているので簡単。
リゾート地 の宣伝として、世界中に長時間の宣伝です。16億円は桁違いに安い。
その上、各国に「貸し」を得た。

2番目に成果を上げたのは北朝鮮。

危うくなっていた体制(命)を、非核化すると言う間は、安全と言う形を作った。
当分の間は不用に成ったり、老朽化で壊れた施設を小出しに破壊すれば良い。

また、アメリカだけでなく、中国に対しても見栄をはり、批判的で攻撃的な態度をとっていたが。
アメリカの圧力のお陰で、関係が改善した。
唯一の懸念はアメリカと約束をした事ですが、、、、まぁ、そんな事は相手の責任だと、何時ものように言って反古に出来ますね。

3番目に成果を上げたのは韓国。

空気的には半々って所ですが、取り合えず北朝鮮の嫌がらせは一時停止するでしょうね。国民は少し安心感が増したでしょう。

4番目は中国です。

裏方の仕事で北朝鮮を表に引っ張り出し、米朝会談を実現させた。これはトランプ大統領に少し「貸し」を作った。
そして、最も大きな収穫は北朝鮮のと表記されず、「朝鮮半島」の非核化と表記された事です。
これは韓国の在韓国米軍も含まれます。この件を直接言う事は無いが、北朝鮮を使って言う事が出来ます。

5番目は私達の日本ですねぇ。

拉致問題前進の小さなチャンスだが、何もキッカケが無かった事を思えばプラスです。
核廃棄の費用を日本が持つ。そんな訳の解らない話も、拉致被害者との交換なら、、、何か道が開けるかも知れない。

ラストの6番目のアメリカの会談の成果はマイナスですね。

歴史に残ると意気込んだが、、、、
確かに歴史に残るでしょうが、良い意味では残らないでしょう。

今更ですが、トランプ大統領は金の絡まない外交や人権問題に興味がない事を、改めて世界に印象付けた。

この流れのキーを取り戻した北朝鮮。
軍事的圧力と経済制裁で追い込んだ獲物を、功績をあげる欲が出て、逃がしてしまった感じです。

現在はマイナス状態ですから、これから何とか挽回しようと、色々な動きが有ると思います。

しかし、中間選挙までには何とかしたいアメリカと、後ろに期限の無い北朝鮮との駆け引きは、どちらが有利か明白ですね。