家から徳島城公園まで1.5km
天気も良くて雲一つなく、
桜も見ごろ
平日にもかかわらず、小さな子供から老人まで多くの人が集まっていました。
後ろの緑の小山(標高61m)に徳島城がありました。
その小山に登る入り口です(幾つも有ります)
この登り口からは頂上まですべて階段です。
その途中、200段程度上がると天守閣があった広場に出ます。
普通は見晴らしのいい頂上に有る様に思うのですが、、、その理由は・・・
この場所の東の端から見ると・・・
今は建物が有り視界が狭くなっていますが、建物の無い時代だと淡路島や和歌山方面が開けています。
天守閣跡から150段くらい登ると頂上です
日当たりのいい南側の桜は葉が出ていました。
登って来た反対側から見た光景です。
頂上の方が天守閣が有った場所より何倍も広く、この場所に城を建てた方が・・・と、普通は考えます。
ところが、昔はかなり近い所まで海で、徳島の藩主にとり警戒するのは海からの侵入なんです。
陸側はかなり広く領地が有り、敵が侵入しても城まで来るのに時間がかかり、その道中で反撃できます。
そして、海が近いと言う事は平地の海抜も低く、台風などで水害が多く発生していたので、武器や食料の保管が最重要となり、水から一番遠い頂上に倉庫群を作ったのです。
城より倉庫を優先したんですねぇ~。
帰りは別のルートを通りました。
登りは階段だったので、下りはスロープの道を選びました。
山の北側になります。写真はほぼ正午で太陽が真上なので、ある程度の明るさは有りますが、少し時間がずれると暗い感じです。
下りの最中に数組の人と会いました。
皆さん、こちらに向かって 「こんにちわ」と挨拶してくれました。
山道は挨拶するなら登りの人が先らしいですね。
下りの人が先に挨拶すると、登りで辛くても返答をしなくちゃならないからと言う理由らしいです。
下りは歩幅を自分で選択できるスロープの方が膝への負担が少なくて済みそうです。