地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

塀の中から手紙

2022-04-06 09:18:36 | 日記

毎日、毎日、見聞きするウイルスの話。

スマホを開いても、、、パソコンを開いても、、、テレビを付けてもウイルスのニュース。

そんな状態が2年以上続いているに、、、

ロシアと言うか、、、プーチンの凶行のニュースが心を暗くする上乗せです・・・

 

何故かねぇ~ 性格なんでしょうけど、何か問題が発生すると、どうにもならないし、そんな知恵も力も無いのに、どうしたら解決できるんだろうと考えてしまうんです。

楽しい事で前向きな話なら、全く関係のない人の話でも考えるのは楽しいのですが・・・

 

そんな日々のなか、ポストに手紙が・・・

今の時代に手紙が来ることは珍しいけど、私には誰からかすぐに解った(笑)

あいつしか居ません。。。スマホが使えない人間。

機械オンチじゃありません、使う事を許されない奴です。

 

以前に手紙が来た時に

「ブログのネタにでもするから刑務所の生活を日記のように書いて」と

検閲が有るので許される範囲にはなると思ったけど、それでも異次元の世界ですからね。

 

手紙とは別に「日記」の様な物が同封されていました。

内容は2月15日から3月の初めまでの日々の出来事でした。

この文章から始まっていました

「3類」と言うのは受刑者の階級の様なもので、期間や生活態度などで上下し、規制が少し変化するんです。

ちゃんとルールを守れば、日々の生活は楽になるよと言うシステムです。

毎月500円で好きな食べ物などが買えると、、、。

受刑者の中には所持金がゼロで、差し入れの金銭もない人がいるそうです。

そういう人たちは指をくわえてみているだけ。 他の人にものをあげる事は禁止されています。

貧乏は刑務所の中でも辛いみたいですね。

 

それにしても、、、なんか良い物を食ってる

毎週土曜日はパン食で、ぜんざいとコーヒー等が付いてると・・・

私なんか自分で作らなきゃならないのに、待ってれば出てくるんだから

どっちが犯罪者か解らない。

 

2月27日  本日は休み。朝から布団をひいて横になっています。。。。

1月から4月までの間は作業が休みの日は布団を引く事を許されているみたいです。

昔と違って緩い感じになっていますね。

違う日にはテレビで韓国ドラマを見たとも書いてあった。

部分的な話なのだが、なんか楽そうな感じがする。

確かに半民半官の刑務所が出来てからは、待遇がかなり緩和されている感じがしますね。

違反行為の懲役ならまだしも、直接的な被害者だと腹が立つかもしれませんね

 

外の自由な人間と刑務所の人間と言う立場でなくても、私に対してこの男は素直なんですが・・・

死ぬまでまともな生活を送る事はないかも知れない。

奴が外に居てる時に昔の仲間や子分や新しい刑務所仲間と連絡をとる事を、私が非常に嫌うので、私の目を盗むようにして連絡して、暫くすると私の前から姿を消します。

 

奴曰く、私の近くで居る時に悪い事をして迷惑をかけては・・・と思ってるみたいだけど

そう言う問題じゃないですよね

 

4月4日にまた便りが有りました。

どうもコロナウイルスの感染が有ったみたいです。

全国の刑務所でもアチコチで感染が発生しているみたいですね。

刑務所で犯人探しじゃないけれど、受刑者は外の人間に会うのは限定的なので、大半は勤めている刑務官が持ち込んだと思いますね。

受刑者はそんな情報は知らされないので、刑務所内でコロナウイルスの感染が発生したなんて想像するしかありません。

手紙で、、、懲役囚の作業が中止になり、食事が一時的だがレトルトの米になったらしく。

その原因がコロナ感染だろうと言う事です。

懲役囚は作業が無いと暇みたいですね。

1日中、狭い部屋に閉じ込められる日が続くのだと想像するだけでゾッとします。

まぁ、悪い事をした奴らには罰ですから、仕方ないですよね。

それにしても、、、

ブログのネタにするから日記風に日々の出来事を手紙を書くように言ったら、ちゃんとその通りにするんだ(笑)

外でもそれくらい素直なら、そんな所に入る事はないのになぁ~