今更ですが「ちむどんどん」って、胸がドキドキするとかと言う意味らしいですね。
決して心臓が悪くてドキドキするのじゃなくて「ワクワク」って感じですね。
ヒロインの暢子の兄妹は昭和24年から昭和30年の間に生まれた設定なので、私にとり自分の生活と比較して解りやすい時代設定になっていて、ドラマを見ながら・・・この頃の自分は、、、と、思い出にふけったりしています。
物語は1971年に進んでいます。
この兄妹の世代も同級生の多い時代ではありますが、超人口の多い団塊世代の次の世代で、役所や会社に勤めても上が溢れていて、組織での出世は難しい世代でもあります。
ですから、会社勤めをしても退社して転職する人も多く出始めた世代でもあります。
それまでの考え方は、安定して一生働く事の出来る職場が良いとされていましたが、この世代あたりから少しづつ転職や自営する人が増えました。
会社で働く団塊世代の人達が求める飲食店なども急速に増え、喫茶店が最高潮の時代でした。
出世の見込めない組織を嫌って、芸能・音楽・美術・スポーツなどの分野にも進む人も多くなります。
テレビで見かけるタレントに絞っても、鶴瓶(s26)・さんま(s30)・梅沢富美男(s25)など、多数の人がいまだに活躍しています。 日野正平・松崎しげる・武田鉄矢・舘ひろし・由美かおる・中村雅俊・岩城滉一・水谷豊・和田アキ子・竹下景子・関根勤・石田純一・・・挙げればきりが有りません。
1971年は沖縄の本土返還の年で、このドラマには大きく影響する年です。
そのころの日本の本土では、田中角栄の「列島改造論」の影響で、全国で公共事業が盛んにおこなわれ、農家の人達が田畑を売り大金を手にした人も増えました。
ちなみに、、、姉が結婚したのはこの頃です(笑)
自分が歩んだ人生と、暢子の人生を重ねながら、これからも楽しんで見ようかなと。