地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

今年の注目は里見香奈女流四冠

2022-07-12 10:54:20 | 日記

去年一年間は二刀流の大谷翔平選手と、藤井聡太五冠で楽しませてもらった。

もちろん今年も続いています

コロナで自宅で居てる時間が長くなり、テレビやパソコンを前にする時間も長くなりました。

そんな時にこの2人の活躍は気分を盛り上げてくれています

何が良いって、自宅に居てて経費は僅か。 それで大きな感動を与えてくれるし、活躍を楽しみ出来ます。

 

今年も同じ様に楽しませてくれる2人ですが、その上に今年の後半は楽しみな人が1人加わりました

それは将棋の棋士で女流四冠の里見香奈棋士です

 

将棋、、、なんて言うと古い感じがしますが。

なんのなんの今問題視されている性差別なんて無縁の世界で、男でも女でも強ければドンドン上に上がっていけます。

もちろん女性だけで行う戦いもあるのですが、女性が藤井聡太五冠などが活躍する同じ土俵で戦えます。

ただ、その戦いは厳しくなかなか女性棋士が勝ち上がっていく事が出来ません。

その難関を突破してプロ棋士として認められるかどうか戦いが8月から始まります。

 

将棋の好きな人は皆さん知っている事ですが。

棋士になる為には奨励会を卒業するか、編入試験合格が条件です。(男女問わず)

この奨励会に入るだけでもかなりの難関です。

里見香奈女流四冠も過去には奨励会に入り、最高位の三段までなりました。

しかし、2018年に年齢制限で退会する事になりました。もちろんこの条件も男女同じです。

 

もう一方の編入試験はプロ棋士と戦い、その成績が65%以上あれば挑戦権が得られるのです。

過去に挑戦権を得てプロに慣れた棋士は、今泉五段と折田四段の2人しかいない難関ですが、それに挑戦する権利を得たのが里見香奈女流四冠なのです。

合格の条件は若手プロ5人と戦い3勝以上が必要です。

若手プロは伸び盛りの人達で、段位以上に力のある人も存在して、この壁の突破はかなり難しいです。

それでも難関を突破して、藤井聡太五冠と同じ土俵に上がって戦うのを見たいです

 

実は、、、棋王戦の予選を勝ち抜き、決勝トーナメントに唯一の女性棋士として出場しているのです。

魔王・渡辺棋王に挑戦する人を決めるのですが、藤井五冠も決勝トーナメントに出ていて、これを勝ち抜き挑戦者となり、渡辺棋王に勝てば今年中に六冠の可能性があります。

藤井五冠がもう一回勝ち、里見香奈女流四冠が2回勝てば、この2人がぶつかります。

もし、そんな対戦が実現すれば将棋ファンにとっては大きなプレゼント

 

まぁ、里見香奈女流四冠にとってはどちらも大事な対局ですが、やはり「プロ棋士」となるのが一番の目標でしょう。

8月から月に一度のペースで編入試験の対局が行われます。

3勝すれば合格なので、最短で10月に女性初のプロ棋士の誕生となります。

良いニュースを期待しています