一か月ほど前のことですが、NHKで参議院の予算委員会を放送していました。
テレビをつけた時に質問していたのは、立憲の石川大我議員でした。
同性愛者であることを公表している議員です。
質問も当然のようにその事に関する質問をしていました。
「私はいつに成ったら愛する人と結婚できるのでしょうか?」
岸田首相に質問した。
さすがに岸田首相も
「そんなん知らんわ、勝手にせぇ~」とは答えない。
他にもいろいろと質問形式で自己主張していたのですが。
非常に気になる事が・・・
それは石川議員が話す内容とは関係なく、話を聞いている各大臣や他の議員たちの態度です。
もちろんヤジは一切なく笑い声もない、持っている資料などに目をやることも、誰かと何か話をすることもない。
ただ、身動きもせず聞き入ってる空気感を出していた。
これは絶対に 異常です
意見・考え方は違うはずですし、他の意見だとうなずいたり、首を振ったり資料を見たりする動きがあるのに・・。
「性差別」の話になると誰一人異論を言えない状態になっている。フリーズ状態です
なんかね、遠い昔に「軍隊」とかを言葉にできない昭和の時代を思い出しました。
それは「軍隊」とか「兵器」とかを口にすると、話の内容などは聞いてくれずに、極右翼のレッテルを貼られてしまい、国会議員としての活動がやりにくくなる時代でした。
こういう傾向は何も国会議員に限らず、経済界のリーダーたちも同様の態度をとります。
もう性差別の問題を考える意識がなく、自分の考えを言わずに流れにそっているだけ。
何かハレ物を扱う感じです。
この「性差別」と言う言葉も良くないのかも知れません。
なんか「男女の差別」が含まれている感じがします。 これは全く別の話です
LGBT,s"・・・・
L・レスビアン。 G・ゲイ。 B・バイセクシャル。 T・トランスゼンダー
この4種類だけに区切れないと、複数を示す s" が付けられています。
確かに性的思考・・志向が正しいのか、それとも嗜好なのか、私には分からない。
例えばレズでも、女で女の人も存在すれば、短髪にして外見は男に寄せた女の人も存在する。
男でも女でも、どちらもOKと言う二刀流も存在する。
このLGBTに付いて説明もあったりする。
その中でT・トランスゼンダーに付いては、生まれた時の性別が自分自身が感じる性別と違う人(性同一障害者)で、外科手術まで望まない人のことらしい。
この項目になるとレズやゲイなどには出て来ない「治療」とか「障害者」と言う言葉が出てくる。
現実的に、、、
思春期に自分が性同一障害者だと気づき、悩んでいる期間は障害者で、大人になりレズやゲイとして相手が出来れば障害者じゃなくなるし、治療も必要ないという事なのか?
大人になっても一人で悩み続けている人は性同一障害者で、本人がその感性を受け入れたら障害者じゃなくなるので、普通の人たちと同じように戸籍でも結婚を認めてと言う理論は変ですね。元の障害を治さず、気持ちだけで障害者じゃなくなるのは都合がよすぎます。
LGBTで悩んだり差別を受けている人は人口の3%~13%と言う数字がありますが、これは正確ではありません。
これより多いかもしれないし、少ないかもしれない。
私がこの問題で問題と思うのは
潜在的な同性愛者の存在です。 同性愛を公認してしまうと、何とか我慢できている人たちが同性愛に目覚めてしまう。
また、性意識の弱い子供の時期に、自分は人と違うと感じは、誰でも感じる可能性もある。
異性ではなく同性を好きになるのが本当なんだと子供が勘違いすることは大問題です。
大人でも同性愛の意識が強い人と、その意識がグレーゾーンの人がいると思うのです。
そのクレーゾーンの人は精神的な性と肉体的な性が一致する方が良いのは生き物としての本線です。
我慢してでもそれが可能なら、そうした方が良い。
社会が同性愛者のハードルを下げると、そう言う人たちも同性愛者となってしまいます。
人生、我慢することなど誰にでもあり、何でもフリーにするのが良いとは思えない。
この立憲の石川大我議員の言う「結婚」は、戸籍での結婚を認めろという事ですが。
これは「結婚」だけの問題ではなく、他の民法などにも大きく影響します。
どの法律にどのように影響があるのか、様々な観点から考えてみる必要があり、簡単に人権の問題として解決することはできません。我々の社会の構造は同性が結婚することを前提としては作られていないので、影響する法律を解決しなければ相続や金銭の問題に限らず、社会の秩序を保つことはできません。
人類の一部の人たち(キリスト教の白人)が持つ感性が正しいとは限らない。
その人たちがもたらした「自由」という文化は素晴らしい。
しかし、日本と韓国は突然にその「自由」と言う文化を頭の上から振りかけられた。
それによって良い事は数えきれないくらいあるは事実ですが、全てでは無い事をしっかりと知るべきです。
一度、同性婚を認める法律を作ると、間違いに気が付いても現実的に廃止は出来ず永遠に元には戻れない。
人前では認めている人の多くは、社会で成功している同性愛者を見て判断している。
そんなのはごく一部の人だし、家族や親友との会話では違う意見になる。
自分の子供が同性愛者の傾向が疑われた時に、どう思いどんな行動をとるか想像すれば、答えは出で来るはずです。