脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

あの世はある2

2016年02月05日 11時08分03秒 | スピリチュアル
平成11年当時、私は札幌で仕事をしていました。その頃、共に働いていた同僚でもあり先輩のTさんが癌になってしまったのです。私も何度か見舞いに行ったときは未だ元気な姿をみせてくれてましたので(きっと復帰できる。)そう信じていました。そんなおり・・私は神戸へと異動となたのです。関西に戻り翌年にある日・・連絡が・・『Yさん・・Tさん、危ないみたいです。』私は休日、急いで札幌へと飛びました。ススキノの地下で花を買い北海道大学病院へと向かうと奥様が出てこられ『主人の状態は、とてもお会いできる状態ではありません・・』奥様の気持ちの落ち込みようは相当でした。『では大阪から、やってまいりましたYと申します。ご主人には札幌在籍のときに大変、お世話になりました。』と伝え花を渡し帰ろうとすると『少し、お待ちください。主人は話すことさえできず今は休んでいます。どうぞ、おはいりください。でも顔の右側は見ないでやってください・・』私は病室内へと通して頂きベッドで眠っているTさんを見ました。『もう・・食べることも話すこともできません。ただただ、このように眠っているのです。』奥様は目に涙を浮かべて言いました。『Tさん・・来ましたよ。Yです。』この言葉を言うことが私にとっても、やっとでした。すると、Tさんの左の眉と目のあたりが”ピクピクッ”と動いたのです。(あ・・眠ってない。意識はしっかり持っているんや!)遠いところ来てくれてありがとう!そう言っているように思えました。私の胸から熱いものがこみ上げて来て・・Tさんと仕事は勿論、ススキノで一緒に遊んだことが、どんどん湧き出てくるように思い出されてきたのです。病室にいた時間は、ほんの数分ほどだったと思います。私は北大病院を後にして神戸へと戻りました。そして翌月12月5日・・Tさんは帰らぬ人となりました。そして・・ある日の夜、私はTさんとススキノでTさんの行きつけの店で二人楽しく飲んでいる夢を見ました。その時です・・私の頭の上から、まばゆいばかりの光が降り注いできたのです。その光の輝きは金色に染まり温かく何とも言えない気持ちにさせてくれたのです。やがて頭の先から私の身体全体を覆うように光が包み込んでくれました・・とにかく私は驚き・・そして声を張り上げていたのでしょう・・すると耳の傍から『お父さん!お父さん!』妻の声が聞こえ、私は”ハッ”となり起きたのです。その瞬間、光はパッと無くなり暗い部屋の中の現実に自分は居ました。『お父さん!ムッチャ、うなされてたよ。なんか怖い夢でも見たん?』妻が心配そうに聞いて来たので『うん・・怖い夢なんか見てへん。Tさんとススキノで飲んでる夢・・ほんで、ムッチャ綺麗な光のカーテンが下りて来てん・・』すると・・『Tさんの夢??Tさんって去年の今頃、亡くなったお父さんの先輩ちゃうかった?』妻の言葉・・(去年の今頃??)そう思い妻に『今日って何日??』『もう12辞過ぎてるから・・えっと5日やで、なんで?』そう・・12月5日。その日はTさんの命日であったのです。『Tさんが去年、亡くなった日や。』私は妻に答えると『きっと会いに来てくれたんやね。』そう会話を終えると、そのまま、また寝ようとしましたが、あの光のカーテンは・・今でも不思議でなりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする