三年前。私は脳出血で倒れ救急搬送された病院からリハビリ専門施設のある病院へ転院したころです(^^;;まだ自分でトイレにも行けず入浴は機械式浴槽で看護士さんに身体も洗ってもらってました(^^;;入浴は週二回、水曜日と土曜日。午後の３時から順番で呼びに来てくれます(^^;;私の担当看護士さんは結婚3年目の20代後半。『Yさ〜ん！お風呂行きましょうね(o^^o)』車椅子で同じフロアにあるお風呂場へと向かいます。ドアが開き中に入ると大体、先約さんが既にいらっしゃってます。『こんにちは〜！Ｙさん！』女性の声が室内に響きます。脱衣場で服を脱がされ、生まれたままの姿(o^^o)になり浴槽のある室内 へ。4、5名の女性看護士さんが、それぞれの担当患者さんの身体や頭を洗っていたり機械式浴槽で操作していたり。私は風呂場用の車椅子に乗り換え、まずはシャワーのある洗面台へと連れて行かれます。もう、おチンチンも出したまま。看護士さんも何も気にせず笑顔で私の身体を洗い、下半身も(o^^o)なんだか集団ソープランド？『背中、流しますね！痒いところがあったら言って下さい。』いたれり、つくせり、若い女性に洗ってもらうって気持ちのいいものです(o^^o)そんな病院のお風呂場、いろんな方々がいらっしやいます。
今月25日は残業代請求訴訟で和解した解決金が振り込まれる日でしたので本日、確認の電話を弁護士事務所へしたところ担当の弁護士より『振り込まれています(^^;;弁護士費用、実費を現在、計算しています。』弁護士はいつもの通り淡々と話し私は『あ、先生。後遺障害のこと、相手方弁護士から連絡はありました？』私の代理人は2名。1人は事務所のトップ、もう1人は未だ30歳そこそこの若い弁護士である。電話で話すのは、いつも若い弁護士。ここの事務所のトップも未だまた働きざかりの40歳前後。『相手方弁護士から未だ連絡はありません。今月上旬には連絡があるかとは思っていたのですが(･･;)』それなら、こちらから何故？連絡しながったのですか？と言いかけたのを飲み込んだ。『そうですか。でも？もう1カ月が経ちますよ。私としては日数が経過すればするほど憤る気持ちが強くなります。任意で話し合うか？それとも、裁判を受けて立つのか？２つに一つなワケですよね？』私が尋ねると『その通りです。今週いっぱい待ってみて連絡がなければ、こちらから連絡してみます。』携帯を切った私は、なかなか連絡してこない会社に対して苛立った気持ちを抑えながら数年間の勤務を思い出していました。残業代訴訟で実質、勝ちと言える和解をしても会社は早々、長時間労働の体質は変わらないだろう(･･;)そして私の後遺障害損害賠償請求訴訟で勝訴しても変わらないのかな？呆然とパソコンの前に座ったままでした。
守護霊様や神様は私達の人生に幾つかの選択肢を与えたり、さりげなくヒントを与えてくださったりしているそうですが、その過程を見守る事が多いみたいです(^^;;そして当人が選び、間違った道を進んで例えば破産、離婚、リストラなど不幸な出来事に遭遇すると『順調』で、そこで困難を乗り越えれば更に『順調』反対に乗り越えられず腐って愚痴やギャンブルに走っても守護霊様や神様は助けてくれません。ヒントを与えて下さり、当人が気づけば『順調』の軌道に戻るらしいのです。子供の教育も同じなのかも知れません。親は子供に苦労をさせたくないから転ばぬ先の杖を子供に与えてしまいがち。また心配という理由で子供の可能性を摘んでしまっているのかも？女の子だから？怪我をするから？危ないから？確かに危険な場所へ行く事は止めなければなりません。子供も転けて膝をすりむくからこそ成長するのに転けないように親が止めるから駄目にしてしまっていらことも。転ばぬ先の杖は子供自身が身をもって体験しながら作れば良いのかな(^^;;転べば自分で治す方法も覚えます。転んだ痛みも知ります。親の経験してきたこと、知識は確かに子供よりはありますが親の経験や知識など世間の広さに比べれば、ほんの僅か(^^;;その僅かなモノサシで子供を縛ることは？？？。お父さんがサッカーをしていたとしても子供は野球が好きなら野球をさせてあげればと思うのですが、たまに？サッカーをさせるお父さんがいます。良い悪いはありません。何故？と。話は逸れましたが守護霊や神様はこの世で私達が、どんなことをしようが、その選択肢は幅広く、間違った方向に行くと不思議と苦しくなるようになっているそうです。それでも続けると不幸な出来事が起きて転ぶようになっているみたい。神様や守護霊様は転ばぬ先の杖を私達には与えていないと思うのです。全て自分自身の行動と責任、気付き次第。その繰り返しが魂の成長なのかなと思う今日この頃です(^^;;
脳出血(･･;)数年前までは死亡率第１位、そして癌や心筋梗塞、肺炎が脳卒中の死亡率より高くなりました、いや脳卒中の死亡率が低くなったのかも知れません。私は倒れた時、脳から出血してるなどの自覚はありませんでしたが何となく『死』を覚悟したのは確かです。（あ、俺、死ぬかも知れない。）心の中で不思議と冷静に、そう思ったから？むしろ、今、生きているのかな？(^^;;この思いは強烈に私の心と脳にインパクトがあったと今さらながら思うのです。倒れた瞬間、本当に様々想いが頭の中を駆け巡りした。【今日が最後の日になるかも知れない。】結論は、この想いが答えとするなら？今やれること、今、伝えたいこと、今、してあげたいこと。そしてお金や物。これ自体に心はなく、これに想いや心を乗せて使うことの大切さ。そう思うとポジティブな言葉、思考をする大切をしみじみ感じました。生かされた事への感謝。過去の反省、愛(^^;;グルグル頭の中を巡りました。今は妻への感謝、亡くなった両親への感謝、義母への感謝、娘達への愛、妻への愛(^^;;そんな事を思うと【怒りの感情】は極めて少なくなりました。家族の笑顔、声が増えて来ました。すると益々、私の心も穏やかになっていきます。イライラも少なくなりました。幸せとは、こんな事を言うのかな？御飯も三食食べられることで幸せです。仕事を失った辛さを感じるより 仕事から離れ穏やかな毎日が暮らせる今が一番幸せであると。朝からクラッシック音楽を聴きながら、こんなブログを書ける時間の余裕(^^)セミの声、居眠りしているペットの犬、人間関係の摩擦に触れることなく趣味の熱帯魚をボーッと眺め(^^)ストレスも殆どない穏やかな日々は何よりも私にとって幸せな時間。後遺障害や高次脳障害、無職(･･;)とマイナスな事があったればこその幸せな時間を得たことに感謝する毎日です(o^^o)
