J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日のランチ(牛肉と下仁田ネギのすき焼き重@とく一)

2021年03月05日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空に薄い雲が広がっていて、薄暗い朝となった。今朝の気温は7℃で弱い北よりの風が吹いている。湿度が高いせいか、少し空気がシメシメと感じられた。ヒンヤリとした空気が心地よく感じられる。
今日も朝から出勤する。今日は二十四節句の啓蟄である。ポメラに搭載されている国語辞典によれば「冬ごもりをしていた虫が地上にはい出るの意」とある。だいぶ暖かくなってきて、そろそろコートも脱ごうかと思うのだが、今日は夜に雨が降るとの天気予報に、やっぱり薄手のモッズコートを羽織って家を出た。新宿駅に到着すると、上空の雲を透かすように青空が垣間見えている。朝日が昇ってきて、次第に空が黄金色に染まってきた。

今日も午前中は外出。昼過ぎになって、新宿に戻った。日中は上空に雲が多いものの、雲が切れて青空が広がった。昼間の最高気温は17℃で、弱い北よりの風が吹いている。日射しが燦々と降り注いでいて、風が涼しく感じられるものの、上着を着ていると汗ばむほどの陽気となった。
既に時計の針は12時を廻っていたので、お昼を食べて職場に向かうことにした。以前「牛たれカツ丼」を食べた京都牛カツ専門店「勝牛 新宿西口店」があったビルの隣の建物の1階に居酒屋「とく一」がある。今日はこの店に入ることにした。


店は建物の1階と3階にあるが、ランチ営業しているのは1階のみだけである。


店内は入口からみて右手奥に厨房があり、その前にカウンター席が4席設けられている他、厨房の周囲に4人掛けのテーブル席が10卓と3人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が2卓配されている。出てきた店員に4人掛けのテーブル席の1つに案内されて、席に座った。席に座ると店員が紙おしぼりと冷麦茶の入った湯呑みを運んできた。卓上には冷麦茶の入ったポットと七味が置かれている。
ランチメニューは壁にかかっている。


店の入口にあったメニューと同じものだが、料理の順番が異なる。店の入口にあったメニューでは日替わりメニューの「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」と「長崎海鮮かたやきそばと五目ご飯」が上に書かれていた。この店の看板メニューは「究極生玉子と唐揚定食」のようなのだが、ここは初志貫徹、最初に店の外で見た日替わりメニューの「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」を注文することにした。ライス大盛で注文できるとのことなので、ご飯大盛りで料理を注文する。
冷麦茶を飲んでいると、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」と味噌汁、2種類の小鉢、温泉卵が載せられていて、箸が添えられている。

紙おしぼりで手を拭き、箸を取ると、まずは味噌汁を飲むことにする。味噌汁はワカメと巻き麩が入った味噌汁である。


空腹の胃袋に味噌汁の旨味が染み渡るように美味しい。ダシをたっぷりと吸った巻き麩はジューシーで美味しい。ふんわりと膨らんだワカメが味噌汁にボリューム感を与えている。
味噌汁を少し飲むと、続いて「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」を食べる。お重にはご飯が詰められて、その上に豆腐とたっぷりの薄切りの牛肉、下仁田ネギ、しらたきが載せられていて、春菊が彩りを添えている。


最初に豆腐を口に運んだ。すき焼きの割下が絡んだ豆腐はふんわりとした食感で、豆腐の甘みと割り下の旨味が微妙に絡んで美味しい。豆腐を食べながら、豆腐の下のご飯を箸で掬って食べる。豆腐が無くなると、今度は牛肉とご飯をかき込むようにして食べた。
甘辛い割下が絡んだ牛肉はジューシーで美味しい。牛肉には適度に脂が入っていて、牛肉の脂の甘みに赤身の旨味のバランスが美味しい。煮られた下仁田ネギは甘く、しかも舌の上でとろけるような味わいである。しらたきにも割下がたっぷりと絡んで、ジューシーな味わいである。春菊の食感とほんのりとした苦みが「すき焼き重」にアクセントを与えている。

「すき焼き重」を食べながら小鉢を食べる。小鉢は2つの窪みがついた小皿に盛られている。


左はひじきの煮付けで、2つのカットのがんもどきとニンジン、大豆が入っている。


ひじきの優しい味わいにがんもどきのジューシーな食感の組み合わせが美味しい。ニンジンと大豆の食感がアクセントを与えている。ひじきを箸休めに食べながら、「すき焼き重」をかき込んだ。
右は小さなレタス片を敷いて、その上に2切れの鶏の唐揚げのカットを載せ、和風のタレがかけられている。


和風のタレは刻みネギと刻みタマネギが入っていて、酸味があってサッパリとした味わいである。これだけでもご飯が軽く一杯は食べられそうだ。
2つの小鉢を食べてしまう頃には「すき焼き重」もだいぶご飯の量が減ってしまった。既にすき焼きの肉は無く、重箱の中には微妙にすき焼きの割下が染みこんだご飯が残っているだけである。これに温泉玉子を投入する。


温泉玉子をご飯の上に載せると、黄身を崩してご飯に絡ませ、残りのご飯をかき込んだ。温泉玉子の優しい味わいに旨味がご飯に染みこんだ割下と絡んで、なかなか美味しい。あっという間に重箱は空になってしまった。
お椀に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。最後に湯呑みに残った冷麦茶を飲み干すと、身支度をして席を立った。

店の入口正面にあるレジで代金を払って店を出る。ちなみに支払いは現金のみとなっている。外に出ると、強い日射しが降り注いでいて、空が眩しかった。雨が降るという予報は外れたのでは無いかと思ったくらいである。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後になって南よりの風が吹いてくると、次第に上空の雲が広がってきた。青空の領域が狭まり、太陽が雲に隠れて薄日が射している。集中して業務に取り組んでいると、夕方5時前になって雨が降り始めたことに気付いた。

夜、仕事を終えて職場の外に出る。外は傘を差すか差さないか判断に迷うような雨が降っていて、しっとりと濡れた空気がヒンヤリと感じられた。今日も帰りに夕食を食べて帰ることにしていたが、職場を出るのが遅かったので、新宿センタービルにある牛丼屋「吉野家 新宿センタービル店」で食べて帰る。店を出る頃には時計の針は夜8時にさしかかるところだった。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に着くと、弱い雨が降っていた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日の夕食(肉増・牛野菜炒... | トップ | 今日のケーキ(ルビーチョコ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。