以外と広く感じない…

今日の午前中から、実家に残っている古い家具やエアコンを引き取る業者が来る…という話を聞いていたので、朝から実家のほうに出かけてきました。
実家で業者の作業を見ているだけなのですが、今日は朝から冷たい雨と風。家の窓を全開にしての作業でしたので、家の中は外とほぼ同じ温度でした（weathernews調べ）。
今となっては、現在の住所に住んでいる方が、実家で過ごした年月より多いのです。それでも、実家には10数年分の思い出がたくさんあります。
引っ越しでほぼ全部の荷物は移動済みなので、今日処分してもらうのは外に置いてあった、物置、入る犬が居なくなって久しい犬小屋。
家の中には、もうボロボロになってしまった数竿のタンス、親父が元気だった頃に取り付けたエアコン等々…。
それらの品々が、あっという間に取り外されて行きます。まぁ向こうもプロなのだから、当たり前と言えば当たり前なんですけれど。
10時頃から始まった作業が、14時を過ぎる頃には終了してしまいました。ホント、あっという間でした。
業者が帰って、しみじみと家の中を見渡します。畳の上に敷いてあった、花ござ等も綺麗に取り払われていて、ここに越して来た当時のままの状態となっていました。
良く聞く話で「この部屋って、こんなに広かったんだ…」というものがあります。
しかし僕の場合、ちっとも広く感じませんでした。それどころか、荷物が無い方が狭く感じてしまうんです。なぜなんだろう。
今日の作業で実家に残る物は、思い出の他は全て無くなりました。そしてその家も、2月12日で大家方に引き渡されます。
その前に一度実家に行って、写真を撮ってこようと思っています。
形ある物は、いずれは壊れる物です。しかし今回の場合、こちらには特に落ち度がないのにかかわらず…。仕方が無い事とはいえ、やはり腑に落ちませんよ…。