読めない台風の動き

今日の関東地方。朝から雨が降ったり止んだりの、不安定な天気の1日となりました。台風からの遠い影響という事もあるのですが、やはり南よりの風の影響も大きい様子です。
ここ数日ほど関東付近には、南よりの非常に湿った空気が流れ込んで来ている状態です。この非常に湿った空気が流れ込んで来る以上、関東付近の不安定な天気は収まって来そうにはありません。
この台風8号からの遠い影響を受けて、東北・新潟地方では記録的な大雨となってしまいました。台風＋梅雨前線の組み合わせで、もっとも実現されたく無い現象です。
地元でも、今回の様な強力なものではないにせよ、経験した事があります。あれはですね、生きた心地がしませんよ。本当。見る見るうちに、自分の家の前が川の様になっていくのですから…。
台風8号は現在（20時ころ）長崎県付近へと接近しつつある様です。明日にも、九州地方の「どこか」へ上陸する危険性が高くなって来ています。
台風8号が北上傾向になるに連れて、梅雨前線も北上傾向にある様です。今日新潟県付近から福島県にかけて存在していた梅雨前線は、明日は東北地方北部にまで北上すると見られています。
北日本でも、今日の様な大雨による被害が懸念されています。その台風8号なのですが、当初考えられていた予報よりも、動きが複雑かつ遅くなって来ている様です。
昨日から今朝方にかけて、関東付近に接近してくる時間帯は、それほど大きくは変わっていない様子です。ただ、進路が太平洋沿岸から、東京付近へと変わって来ている様子です。
おそらく静岡付近から再上陸というかたちになると思われます。という事は、関東地方のど真ん中を台風8号が通過していくおそれが出て来ました。
関東付近での台風8号の最接近は、11日の午前中ころから午後にかけて…となっています。これも、明日以降の最新情報では変わって来る可能性が高いのです。
常に「最新の情報」を手に入れる様にして、充分な警戒を心がける様にしないとですね。