冬を思わせる様な天気に

今日の関東地方。朝からどんよりとした雲が広がって、時折雨の降る肌寒い天気の1日となってしまいました。午後から天気が回復という予報も出ていましたが、結局寒いままでしたね。
関東沿岸部付近に前線が近かった事と、関東の東海上にある低気圧から吹いて来る、北東からの風の影響を受けたかたちとなっていた様でした。
関東付近にこの風が吹き込む時は、曇りがちとなって雨も降りやすくなってしまいます。今日は、まさにこの典型的な状態となっていたために、雨まじりの肌寒い天気となっていたのです。
この、関東付近に肌寒い状態をもたらした低気圧＆前線は、明日には北海道の東の海上に進む見込みです。さらにこの高気圧は、北海道の東の海上で猛発達する予報となっています。
変わって関東付近には、西から移動性の高気圧に覆われて来る見込みです。そうです。明日の日本付近は、強い冬型の気圧配置となって来そうなのです。
明日の予想気圧配置を見てみると、等圧線の間隔が非常に混み合っている事が見てとれます。先ほど数えてみましたら、およそ9本ありました。
俗に、等圧線の間隔が6本を超えて来ると、風が強まるとされています。等圧線の本数が9本ほどになるのは、一冬でもそんなに多くはないものです。
この事から判断して、明日は西・または北西からの風が強まって来る事が予想出来ます。それと同時に、空気もどんどん乾燥して来る事も予想出来ます。
さらにこの風に乗って、関東付近の上空には強い寒気が流れ込んで来そうです。明日の日中こそ18℃くらいの気温となるのですが、日が暮れて行くほどに寒さが強まって来そうです。
明日出かける際は、まずはこの強風に対する準備が必要となって来そうです。そして帰りの冷え込みに対応するために、コートなどが必要になって来そうです。
いわゆる「冬将軍」の到来です。本格的な冬にはまだ早いのですが、その予行演習と考えて（笑）明日を乗り切らないとですね。