隠居の間 那須 芦野温泉

芦野温泉、ジョギング中に寄らせてもらった「隠居の間」。
この辺り、食堂やカフェがほとんどなくて、やっと見つけたお店です。

普通の一軒家にアートスペースがついた、ホンノリしたお姉さんが営むカフェ。
火・水・木曜日がお休みのようで、今日は金曜日。良かった・・・
建物は古い貸家、でも清潔感があって、所々の気遣いが嬉しい。
ホットドッグと栗のケーキとコーヒーと紅茶。


ホットドッグは適度に温かくて良い感じ。パンもソーセージも美味しい。付け合わせの生姜の漬物？が面白い。
ケーキは優しい甘さ。コーヒーは嫌な苦みが無くて良い香り。だいぶこだわりが有りそうです。
紅茶は茶葉が少なすぎたと言って、もう一杯作ってくれました。最初の紅茶でも十分美味しかったけど・・・
アコースティックギターの静かなメロディー？が流れ居心地よくて眠くなりそう・・・。
のんびりさせてもらいました。

那須歴史探訪館 芦野温泉

芦野の町を散策中に寄ったミュージアム。

2000年に出来た、隈研吾氏による設計の建物。陣屋裏門と土蔵、展示館からなり、那須町の歴史史料を紹介してます。
建物は、丘(芦野氏陣屋)の中腹にあり眺めが最高。ガラスの壁面に外部の景色が反射して一体感があります。
エントランスは、壁、天井に自動ドアまで和紙を貼った風除室。内部は「わら左官」のルーバーにガラス。「わら左官」は淡路島の左官職人・久住章氏の手によるもので、金属の網にわらを塗り込んだもの。床には芦野石が貼られています。

朝が早くて逆光でしたが、透明感が良いですね。

各駅停車？の旅 芦野温泉再訪

栃木県那須郡那須町、芦野温泉。前回は車で行きましたが今回は電車？

朝、9時25分の小田急線快速急行で新宿へ。各駅停車？とはいっても急行は利用します。
新宿からはＪＲ湘南新宿ラインを利用して、宇都宮へ。横須賀線も乗り入れてるので逗子から鎌倉を通って一本で行けちゃいます。
宇都宮駅にはお昼過ぎに到着。パン屋さん「リトルマーメード」で軽いランチをして、再びＪＲ東北本線・黒磯行に乗車。
車窓の景色は、大宮を過ぎると畑や田んぼの景色に変わります。特に東北本線の駅前は長閑です。知らない街の眺めは新鮮。
那須塩原駅に着いたのはちょうど14時頃。ここから芦野温泉までは送迎バスで約30分。やっと到着。約5時間かかりましたね。
前日から泊まっている岳母たちと合流し、ゆっくり温泉に・・・。
湯治場なので宿泊客は、ほとんどがおじーちゃん・おばーちゃん。ここにいれば私たちは若手です。
朝は野菜いっぱいの朝食。ロビーではおはぎとコーヒーのサービスも・・・

2日目は、芦野の町をジョギングで散策します。
まずは芦野氏陣屋跡（御殿山）へ。桜の名所ですが、今は紅葉。モミジやイチョウが美しい。
　
　
揚源寺ではメタセコイヤの巨木も・・・なかなかの迫力です。
遊行柳は、西行法師、松尾芭蕉、与謝野蕪村と3人の歌人が訪れた有名な歌枕の地。松尾芭蕉の「田一枚植て立去る柳かな」
なんだか聞いたことがあるような・・・揚源寺のあすなろうの木も立派でした。
　
午前中1時間ぐらい走って、午後から岳母たちと2時間のお散歩。
天気にも恵まれ良い温泉にも浸かって、ゆったりとした時間が過ごせました。