南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

暖冬なごり雪

2007-02-23 23:05:19 | Weblog
「東京で見る雪はこれが最後ね」と寂しそうに君がつぶやく♪

今年は記録的な暖冬の影響で、東京には雪のない冬になってしまった。
昨年東京のカラオケ屋さんで歌った「なごり雪」の歌詞が、ある意味現実になってしまった。 
もしかしたら来年も再来年も東京にはもう雪は降らないかもしれない。
たぶんあれが最後の雪だったんだねってならないように祈りたいものだ。

この暖冬は動物たちにとっても大変な事態が起きている。 
本来なら冬眠中のクマやタヌキたちも起きるはめになるし、ダム作りの名人のビーバーはせっせと冬ごもりの準備に追われているらしい。 
可哀そうなのは、灰褐色のノウサギは、すでに白色の冬毛に生えかわったものの、雪がないためにかえって目立つ存在となり、ぼやいているとか。 

もうとっくにウグイスは鳴いているし、もしかしたら蝉だって暑さに耐えかねて脱皮の準備に入っているかもしれない。
どっかの雪まつりでは雪合戦大会が雪不足のため、急きょ使用したのはお手玉だったというが、そこまでしてやるか雪合戦。 
あーこんな冬ってあっていいのだろうか。  
本来の冬の仕事をしない今年の冬は、はっきり言ってふざけている! 

ふざけ過ぎた季節のあとで 
今春が来て君はきれいになった。 
去年よりずっときれいになった♪