南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

ペーロン大会

2007-05-13 22:31:36 | Weblog
長崎にはペーロンと呼ばれるボート競漕がある。 
もともと中国のボートレースが長崎に伝わり、独自に発展していったものである。根っからお祭り好きの長崎の人間はペーロンが大好きで、いろんな地区でそれぞれのペーロン大会が行われている。 
毎年7月には長崎港で夏のお祭りに合わせて長崎県ペーロン大会が行われる。
たかがボート競漕なのになんでそこまで熱くなるのって思うが、そこがペーロンなのである。 

今日は僕もこのペーロンに生まれて初めて乗り、漕ぎ手として競漕に参加した。
競漕といっても今日の大会は地元の中学校の毎年恒例のペーロン大会で、PTAチームとして参加したのである。 
日頃使っていない筋肉を使ったものだから流石に疲れてしまい、折り返し地点からの後半はもうばてばてであった。 
しかし、他の舟7隻と海の上での力と力の競争は確かに熱くなるものがある。 
なんかペーロンに熱くなる長崎の男どもの気持ちが少し理解できるかも。 
このペーロン、漕ぎ手の他には船上で太鼓とドラを叩く者が必要になる。 
こういう所は中国ならではって感じであるが、我々の舟の太鼓の担当した人が初心者だから仕方ないといえばそれまでだが、聴くに耐えないリズム感なものだから全員の呼吸が合わないのなんのって、これが原因で4位にしかなれなかったという噂もある。
やっぱ何事も前もって少しは練習が必要であるのに、ぶっつけ本番てのはこの事である。 
たぶん明日は筋肉痛との戦いが待っていると思う。