南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

アンフェアー

2010-09-07 11:06:14 | Weblog
今回の民主党代表選挙のマスコミ報道は実にアンフェアーである。
小沢一郎氏が出馬する発表がなされるや否や、マスコミは一斉に「政治とカネ」の問題を抱えている政治家が立候補するのはおかしいととか、悪人とされる人が総理大臣になるのは許されないとか、はたまた検察審査会から出されるはずの強制起訴の訴追逃れのためだとか異常とまでいえるそしてアンフェアーな報道で国民の意識を操作している。
そんな報道に乗せられて「小沢には政治とカネの問題があるしねー」と善良な市民は口にする。
しかし、ではその小沢氏の政治とカネの問題って何ですか?と言う質問に答えられる人はまずいないということである。
いたとしても「小沢さんは西松建設から違法なカネを受け取り、違法なカネを帳簿をごまかしてまで懐に入れてるし」くらいのレベルの話なのである。
検察が一年半もの時間をかけて何億円もの税金と検事を投入して強制捜査まで徹底的に調べ上げた結果、何の不正なことはなかったという判断が下されているのだ。
言い換えれば小沢氏ほどクリーンな政治家はいないということである。
同じような強制捜査を他の国会議員が受けたとすれば、脱税からはじまり、事務所費問題、不正献金、とありとあらゆる犯罪の証拠が押収されるはずである。
日頃口では立派なことを発言している国会議員ほどどんだけの悪いことをして自分のことしか考えていないのかが立証されることになる。
このような事実を知りもせずにただマスコミが流す捏造報道だけを信じている人はその内容さえもろくに説明出来もしないのに平気で「政治とカネ」を口にする。
しかも、万が一検察審査会は小沢氏を強制起訴した場合には、総理大臣である小沢氏は逃げることはなく訴追を堂々と受けると言い切っているのだ。
ここまで小沢氏は正々堂々とあらゆる不正を否定している。
そして日本を立て直すために具体的な政策を掲げ子国民に訴えている。
それに対し菅氏はマスコミが捏造している世論調詐の数字とネガテイブなイメージ楯に小沢氏に対する誹謗中傷ばかりを前面に掲げ自分の優位性を訴えている。
いい加減にこの人もちゃんと総理として政策論争で戦えないものだろうか?
今日もマスコミではそんな菅氏の方が一歩も二歩もリードし、多くの国民はクリーンな菅氏に総理になってもらいたいと望んでいるなどと恥ずかしくなるような嘘の報道を流しまくる。
まるで戦時中の大本営発表さながらだ。
アンフェアーがまかり通る世の中だけは何としても変えて行きたいものである。