南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

不都合な真実

2012-02-28 23:04:52 | Weblog

新聞やテレビで知らされる事実は全てが真実ではないことはインターネットからの情報を取る術をもつ方々にとっては当たり前のことかもしれないが、未だにテレビや新聞が垂れ流す作られた情報のみが知識であり、何の疑う余地もないと信じ込む方々を洗脳するのはオセロ中島を洗脳するより容易いことかもしれない。例えば一連の小沢事件。小沢が悪い小沢は悪人だと連日ニュースで流し続けるだけで全身全霊でそう信じ込んでしまう。さらにえらそうな評論家が小沢は説明責任を果たせと叫ぶだけで深く納得し、欲にまみれた民主党執行部が小沢一郎を党員資格処分にしたら拍手喝采を送る。

東京地検特捜部が小沢事務所へ強制捜査に入るシーンなどを見るとまるで正義の見方が悪者退治にでも突入しているかの様な思いでテレビを見入る。極悪非道な朝日新聞の社説に感動し、岸、星ら新聞社主筆のコメントに感動し、古館伊知郎、大越健介、みのもんた、ビートたけし、太田ヒカル、テリー伊藤、の根も葉もない最低レベルの戯言を信じ込んでしまうのである。

検察の組織的犯罪が明るみになり、小沢一郎が無罪判決を受けることが九分九厘確実になった今、今までさんざん小沢一郎を誹謗中傷し、人格までズタズタにしてきた事に関してはどう対応するつもりなんだろう。

先日の裁判で検察の調書が捏造されたものであり証拠として却下されたことで小沢一郎が強制起訴されたことが根底から覆ったはずなのに、テレビや新聞が何も騒がないものだからその事実の大きさにすら気づかずにいるが常識的に考えて異常である。

なーんだ証拠としては不十分だったんだくらいの認識しかないのだろう、検察が組織ぐるみで犯罪をでっち上げ、本来ならば一国の総理大臣になっていたはずの政治家を抹殺した世にも恐ろしい事件であることにも気付いていない。あれだけ小沢一郎を罵倒し続けたテレビも一切このことには触れもせず、どうでもいいようなオセロ中島の洗脳報道しか流さない。

いわゆるB層と呼ばれるお目出度い人たちはそもそも何で小沢一郎だけがこの様に利権集団に狙われなければならないのか考えてみることだ。アメリカと日本の関係、官僚利権、大資本、マスコミ、これらの利権にメスを入れようとした政治家が何故狙われるのかか少し考えれば、小沢事件の裏側が見えてくるはずだ。まさか正義の見方の検察や警察や裁判所がそんなことをするはずがない、NHKが嘘を報道する訳がないとそれでもそう信じるならそれまででしかない。

このまま行くと小沢一郎は無罪を勝ち取ることになるだろうが、しかしこれだけの事をやり続けた連中がこのまま白旗を掲げるとは思わない。今の腐りきった司法の世界では証拠などなくても推認で裁判長が有罪にすることができる。

不思議なのは検察の組織ぐるみのでっち上げ供述調書が発覚したのもかかわらず民主党執行部の連中が仲間を助けて守ろうとしないことだ。少なくとも即日党員資格停止は解くだろうし、検察の不正を徹底的に追求するはずだろう。

悪党民主党と呼ばれる菅、野田、岡田、前原、玄葉、安住、小宮山、渡部、仙谷にとっては小沢一郎が有罪になり政界から抹殺されるのが自分らにとっても都合のいいことだから、擁護するどころか無罪判決が怖くてならないのだ。

もし野田首相が自暴自棄になって解散選挙にでも突入した際には是非ともこの悪党民主党の連中が一人残らず落選することを願うものである。