
僕の住んでいる街では、夕方ともなると多くのお犬様たちが飼い主に連れられて散歩を始める。
その際に飼い主は愛犬が垂れこぼす糞を拾い上げるためのビニール袋を必ず持って歩いているのであるが、あれを見る度にいつも感心してしまう。
いくらかわいいペットとはいえど、できたてホヤホヤの糞をよくもまあビニール越とはいえ素手で掴めるものである。
その上散歩の間中糞を拾い続けなければならないなんてペット飼うのもけっこう勇気がいるものだ。
昔は犬を散歩させる時にいちいち糞を拾い集める飼い主なんていなかったようなのに、近年ペットに対する人間の態度は大きく変わった。
ペットに関する法律(動物管理法)も改正され、保護なんて言い方はせず、ちゃんと愛護といわなければ引っ叩かれかねない。
ペットは単なるモノから「命あるもの」と定義そのものが変更された。
だから彼らが散歩中に脱する糞は従来の「インノクソ」から「命あるものの証の品」として格上げされて当然なのである。
今までの常識ではマンションやアパートではペットは飼えなかったが、今やマンションを売るひとつの戦略としてペット居住権付マンションが出現した。
正に徳川時代のお犬様じゃないけれど、ペットもれっきとした扶養家族の一員として見なされる時代になってしまった。
ペットと飼い主の関係はこうありたいと思う見本は「忠犬ハチ公」。
雨の日も風の日もそして雪の日もご主人様の帰りを待って待って待ち続け、いつの間にか自分自身が待ち合わせの場所になってしまったという話は本当に凄い。
どっかの会社の中間管理職が慣れないファックスの送受信に心配でジーッとファックスの前で動かずに待つという「忠犬ファックス公」現象とはわけが違う。
長崎の端島には多くの野良猫が住んでいるが、彼らも好きで野良猫になったのではない。
もともとはちゃんとペットとして飼われていたはずなのに、炭鉱の閉山によってそれを余儀なくされたのである。
今後は飼い主の身勝手さだけでなく、失業やリストラまたは倒産によって扶養契約を解除されるペットもますます増えるに違いない。
突然のホームレス生活は良質のペットフードしか口にしたことのないペットにとっては大問題である。
長崎でもハローワークは連日満員で混み合っているが、ペットにとっても事態は同じなのだから、新しい引き受け先を紹介してくれる国の出先機関があってもおかしくない。
今や犬もインターネットのホームページを持つ時代であるが、もしかしたら万一の場合に備えてのことなんだろうか。
これからは犬だってジーッと待っている時代じゃないみたい。
その際に飼い主は愛犬が垂れこぼす糞を拾い上げるためのビニール袋を必ず持って歩いているのであるが、あれを見る度にいつも感心してしまう。
いくらかわいいペットとはいえど、できたてホヤホヤの糞をよくもまあビニール越とはいえ素手で掴めるものである。
その上散歩の間中糞を拾い続けなければならないなんてペット飼うのもけっこう勇気がいるものだ。
昔は犬を散歩させる時にいちいち糞を拾い集める飼い主なんていなかったようなのに、近年ペットに対する人間の態度は大きく変わった。
ペットに関する法律(動物管理法)も改正され、保護なんて言い方はせず、ちゃんと愛護といわなければ引っ叩かれかねない。
ペットは単なるモノから「命あるもの」と定義そのものが変更された。
だから彼らが散歩中に脱する糞は従来の「インノクソ」から「命あるものの証の品」として格上げされて当然なのである。
今までの常識ではマンションやアパートではペットは飼えなかったが、今やマンションを売るひとつの戦略としてペット居住権付マンションが出現した。
正に徳川時代のお犬様じゃないけれど、ペットもれっきとした扶養家族の一員として見なされる時代になってしまった。
ペットと飼い主の関係はこうありたいと思う見本は「忠犬ハチ公」。
雨の日も風の日もそして雪の日もご主人様の帰りを待って待って待ち続け、いつの間にか自分自身が待ち合わせの場所になってしまったという話は本当に凄い。
どっかの会社の中間管理職が慣れないファックスの送受信に心配でジーッとファックスの前で動かずに待つという「忠犬ファックス公」現象とはわけが違う。
長崎の端島には多くの野良猫が住んでいるが、彼らも好きで野良猫になったのではない。
もともとはちゃんとペットとして飼われていたはずなのに、炭鉱の閉山によってそれを余儀なくされたのである。
今後は飼い主の身勝手さだけでなく、失業やリストラまたは倒産によって扶養契約を解除されるペットもますます増えるに違いない。
突然のホームレス生活は良質のペットフードしか口にしたことのないペットにとっては大問題である。
長崎でもハローワークは連日満員で混み合っているが、ペットにとっても事態は同じなのだから、新しい引き受け先を紹介してくれる国の出先機関があってもおかしくない。
今や犬もインターネットのホームページを持つ時代であるが、もしかしたら万一の場合に備えてのことなんだろうか。
これからは犬だってジーッと待っている時代じゃないみたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます