天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

一青窈

2009年11月19日 | Weblog
  今年4月「音楽を自由に表現するため」に独立し、レコード会社も移籍した一青窈。〈新歌謡(進化窈)3部作〉の第2弾シングル「うんと幸せ」(フォーライフ)を出した。

 「いつの時代も好きな人がいる」「下らない景色にも涙する」――。これまでは、両親に向けて曲を書くことが多かったが、「今生きている人にメッセージを送りたい」と思うようになったという。

 「阿久悠さんが亡くなられてその思いを強くしました。昔の歌謡曲は時代を反映していた。今は歌が個人化していて、みんなをつなぐ歌がなくなっている。人と人の感情をつなぐ歌を、自分は歌っていきたい」

 自然や時代、みんなを想う詩が少なくなってしまった。「ハナミズキ」のような。