めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに
雲がくれにし 夜半の月かな
紫式部
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
いまひとたびの 逢ふこともがな
和泉式部
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ
清少納言
難波潟 みじかき芦の ふしの間も
逢はでこの世を すぐしてよとや
伊勢
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
崇徳院
雲がくれにし 夜半の月かな
紫式部
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
いまひとたびの 逢ふこともがな
和泉式部
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ
清少納言
難波潟 みじかき芦の ふしの間も
逢はでこの世を すぐしてよとや
伊勢
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
崇徳院