天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

橋下氏の人権

2012年10月20日 | 橋下徹
 橋下氏がまた正してくれました。朝日新聞社の謝罪早かったですね。まだ良識は僅かに残っているようです。何故、朝日新聞社グループを相手にするのか、「きちんと指摘できた人は皆無だった」そうですが、課題解決の方策を実行できる人も橋下氏を支持する7割のサイレント・マジョリティーの中にいるものと信じています。
 DNAではなく、こうした環境が人格をつくります。一刻も早く今の大きな声の人たちがつくる環境が改善されることを願っています。以下、橋下氏Twitterより抜粋

2012年10月19日(金)
週刊朝日が謝罪を出した。僕は謝罪されればそれでノーサイドだけど、ただこの週刊朝日、わずか数時間前まで、「2回目もご期待ください。1回目、まだ読んでない方は是非!」ってツイッターしていた。この謝罪は信じても良いのかな。週刊朝日の集団は、今回の件は全く問題なしと言う認識だったはず。
posted at 00:11:51
ありがとうございます。様子を見ます RT @hotturedure: 地区の特定に関する事についての謝罪であって本質部分の謝罪では無いようなので、血脈攻撃の連載は続くのでは?、本当の謝罪とは思えません
posted at 00:46:51

今回の週刊朝日の記事に対しては、「この表現は絶対に許されない」という見解と、「もっと議論をしろ」「批判表現として認めろ」「朝日新聞にまで取材拒否と言うのはおかしい」など何かと僕に文句を付ける見解に分かれた。
posted at 09:05:56
そして後者の、「表現の自由の一線を超え絶対に許されない」と言い切らず、もごもごとなんやかんやといちゃもんを付ける発言者の多くは、君が代起立斉唱条例や、僕の職員組合に対する対応を「人権批判だ!!」と批判していた人たち。
posted at 09:07:51
君が代起立斉唱条例や組合に対する対応については、色々な見解があると思う。だから最後は司法決着しかないと思っている。君が代起立斉唱条例を成立させたこと、組合対応には、大阪市独自の事情があった上で実行したものだ。
posted at 09:10:02
ところが条例や組合対応について「人権違反!」と叫ぶ人たちは、なぜそういうことが必要なのかを全く調べもせずに、憲法違反!思想良心の自由違反!人権批判!を繰り返すばかり。
posted at 09:12:44
そしてこういう人たちは、今回の週刊朝日の記事に関して、これは人権違反だと言い切らなかった。弁護士会も、光市母子殺害事件の弁護団を僕が批判したテレビでの発言については、弁護士の品位を損なうとして僕を懲戒処分にした。
posted at 09:16:15
この件は、1審・2審では僕の発言に違法性を認めたが、最高裁では表現の自由の範囲内として違法性が否定された。弁護士会は、それでも僕を業務停止にした。朝日新聞も最高裁で僕の違法性が否定されたにもかかわらず、僕に弁護士資格返上を言い放った見解を修正しなかった。
posted at 09:18:29
朝日新聞はご存知の通り、君が代起立斉唱条例には反対、僕の組合に対する対応も問題視。まあこれは朝日新聞だけではないけど。僕を批判するのは権力チェックとして当然だけど、要するに普段、人権、人権と言っている人たちは、今回の記事が重大な人権違反だと言い切らなかった。
posted at 09:20:41
結局、こういう人たちは、単に権力が嫌いなだけ、権力は絶対に否定、権力にいちゃもんを付けることが自分の存在意義という認識が、意識、無意識にあるのだろう。そこには真の人権感覚はない。
posted at 09:24:09

何故、朝日新聞の取材拒否をしたのか。週刊朝日が一定の見解を出したので、僕も真意を説明します。多くのメディア、コメンテーターは、朝日新聞は関係ないだろうとのコメント。これは交渉の鉄則。解決能力のある者を相手にしなければならない。
posted at 16:40:30
週刊朝日そしてその会社の朝日出版社は、今回の記事を悪いなんて全く思っていなかった。謝罪コメントを出す直前まで、自社のツイッターで2回目も期待して下さいね!なんてやっていたんだから。こういう者を相手に話しても何も解決しない。こうなれば朝日新聞社の良識に委ねるしかない。
posted at 16:42:18
朝日新聞は建前は週刊朝日とは無関係だと言うだろう。しかし朝日新聞グループとして影響力があるのは間違いない。朝日出版社や週刊朝日は、今回の記事の問題性など全く認識していないどうしようもない集団だが、朝日新聞社には、やっぱり違うと考える人もいるだろう。だから交渉相手は朝日新聞社だ。
posted at 16:44:30
週刊朝日を相手にしろとか、佐野氏を相手にしろとか、会見では正論を吐く、記者ばっかり。厳しい交渉などこれまでやったことがないんだろうね。交渉の鉄則は、解決能力のある相手を選ぶこと。これを誤れば、交渉は何も進まない。しかし最初にこれを言ったら進まなくなる。こういうことでした。
posted at 16:46:08
週刊朝日や朝日出版社を相手にして話など進むわけがない。今回の記事に何の問題意識も持っていないんだから。しかし、朝日の記者もたくさん行ってるのに、今回の記事に待ったをかけることはできなかったのかね。これは重症だ。解決能力は、朝日新聞社グループにしかない。だからそこを相手にした。
posted at 18:41:52
多くの意見は、記事は問題だが、朝日新聞社の取材拒否はおかしいというもの。ほとんどこれだった。これらの意見は、最終解決を全く念頭に置いていない机上の論。じゃあ、こういう記事を出されて者はどうやって、事を解決するのか?司法手続きもあるが、それでは時間的に連載はそのまま進む。
posted at 18:44:02
司法手続きによらずにどうやって事を解決するか。解決から遡って手法を考える。これが実務家。解決を考えずに正論っぽいことを言う。これがいわゆる有識者。なぜ朝日新聞社の取材拒否をしたのか、朝日新聞社グループを相手にするのか、実務家ならすぐに分かる。今回、きちんと指摘できた人は皆無だった
posted at 18:47:37
朝日新聞社グループが方針を出した。謝罪と週刊朝日での連載打ち切り。これでノーサイドだが、その前に一言、言わせてもらう。今回の件で僕の子どもにどれだけの影響があるか、じっくり想像しろ。
posted at 23:35:06
よくもこんなことを公にできたものだ。朝日新聞社グループよ、過ちには二つある。謝って何とか済む話と、謝っても済まない話だ。
posted at 23:45:29
今回の件は、謝って済む話ではないことは分かるだろ。それでも最後のところで謝罪と連載打ち切りにした。これでノーサイドにしてやる。
posted at 23:47:23

2012年10月20日(土)
政治家や役所、それに普通の民間企業がこれくらいの大失態をやったら、そりゃメディアはとことん追及してきますよ。ところがメディアの失態については、メディアは追及しない。朝日新聞始め多くのメディアが原子力村だと批判していたことがシラけますね。まさにメディア村。メディアも身内に甘い。
posted at 00:07:47
これまでどんなに些細なことでも記者から質問を受けたら真面目に答えていたけど、なんかあほらしくなってきたな。そんなこと言うなら、週刊朝日と朝日新聞社グループの今回の件を取り上げろと言いたくなるよ。メディアに自浄作用があるのかきっちりと見なければならない。
posted at 00:11:24
メディアは人権擁護法案にとことん批判してきた。言論の自由の抑制に繋がると。しかしメディアの中できちんと自浄作用が働かなければ、メディアの抑制も必要になる。確かに僕は公人だから、個人がメディアに攻撃を受けるのと少し文脈が違うが、それでもメディアがどこまで今回の件を自己検証できるのか
posted at 00:13:28
メディアが民主国家を支える重要な役割を果たすことには間違いはない。権力チェックの要であることも間違いない。ゆえにその責務の重要性に鑑み、メディアの失態についてもしっかりとメディア同士でチェックしあうべきだ。原子力村にならぬ、メディア村にならないように。
posted at 00:16:52
大手メディアの表現が人を殺すに匹敵する場合があるとの自覚がない。殺した後に責任をとるとはどういう責任か?批判覚悟で人を殺すとの論は成立しない
posted at 06:49:10
政治家の失敗はもちろん本人が、そして役所の失態の場合でもトップの首長が責任追及を受けるのは当然。民間企業でも同じ。トップの説明なく、広報からの紙切れ一枚で説明終了となれば、メディアは怒り狂ったように、トップを出せ!説明責任を果たせ!と叫ぶ。
posted at 06:52:19
ところがメディアの失態について、他社メディアは当該失態したメディアのトップからの説明責任を求めない。ペンや表現での失態は大したことがないという認識なのか。しかし民間企業の大したことのない事件でも、メディアはとにかくトップに説明責任を求める。まあこれがメディア村だろう。
posted at 06:54:57
メディア同士が厳しく批判チェックすることがない日本のメディア村。メディアは原子力村にはあれだけ厳しい批判をしても、自分たちのメディア村には厳しい目は向けない。これでは日本の民主主義も成熟せず、これが日本の政治のだらしなさにも繋がっているね。
posted at 06:56:39
週刊朝日が今回の記事の企画を立てるときに、どのような協議がなされ、どのような議論がなされたのか。朝日新聞社本社から出向で来ているインテリと言われる者はどれくらいの人数がかかわり、どのような認識で発言をしたのか。役所であれ、民間企業であれ、同じような失態をしたら徹底的に追及を受ける
posted at 06:59:03
週刊朝日は再発防止に努めると発表した。そうであればどのようなプロセスで今回の企画が成立したのか、国民にしっかり示すべきだ。東京電力についてはとことん説明責任を求めたはずだ。あの調子で週刊朝日に説明を求めるべきだ。
posted at 07:00:58
高学歴で育ちも良い朝日新聞社からの出向者や朝日新聞社出版の社員が、どのような協議でこの企画を立てたのか。異論は出なかったのか。なぜ止まらなかったのか。同じようなことをメディア以外の企業がやれば、徹底して説明責任を求められる。
posted at 07:04:47

正論ぶったことを言いたい連中は、まだ表現の自由だとかなんとか言う。今回は表現でもなんでもない。完全な暴力だ。有形力の行使ではない、まさに表現による暴力だ。朝日新聞社グループの週刊朝日は、あの週刊誌を発売後ただちに僕の実母に話が聞きたいと。
posted at 07:14:27
この週刊朝日連中は、どんな心境で、どんな表情でこういう行動をとったのか、僕は知りたい。これは表現というものではなく、暴力そのものだ。
posted at 07:18:48
記事の表現のみならず、今回はこのような週刊朝日の行動も問題だ。週刊朝日の連中の想像力はどういうものだったのか。
posted at 07:20:52
再発防止と言うなら、企画の過程、佐野との協議内容、担当者の認識、僕の実母へ話を聞こうとしたそのときの認識などなど、それを明らかにしないと、どのような再発防止策をとったのか分からないだろ。
posted at 07:22:44
大きな事故が起きて、情報開示が不徹底なら、朝日新聞は徹底追及するではないか。その姿勢で、週刊朝日に臨むべきだ。記事内容の責任問題ではない。再発防止に向けて、とことん国民に情報を提供する。ここが明らかにならないとどんな再発防止策をとったのかさっぱり分からない。
posted at 07:24:28
役所や民間企業が、実態を明らかにせずに再発防止策に努めます、再発防止策を講じましたと言っても朝日新聞は許さないだろう。その姿勢で週刊朝日へ望むべきだ。今回の週刊朝日の記事は、表現を超えた暴力である。そして実母に話を聞かせてくれと書面で依頼する行動は常軌を逸している
posted at 07:27:05
取材拒否問題はノーサイドだが、週刊朝日と佐野の企画経過やその時にどんな協議がなされ、どんな認識だったのか。誰かが異論を挟んだ形跡はないのか。そして今の認識はどうで当初の認識から何がどのように変わったのか。どこに問題があったのか。再発防止に努めるなら次号で明らかにすることを期待する
posted at 07:33:50