天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

梅花祭

2013年02月25日 | 花鳥風月
京都・北野天満宮で「梅花祭」 咲き始めの梅に春予感

 学問の神様、菅原道真を祭る北野天満宮(京都市上京区)で25日、道真の命日にちなむ「梅花祭」があり、参拝客は咲き始めた紅梅や白梅、しだれ梅に一足早い春を感じた。
 約900年の歴史がある伝統行事。梅の名所として知られ、計約50種類1500本がある。今年は厳冬の影響で開花が遅れ気味で、見ごろは3月という。
 午前10時すぎ、花街・上七軒の舞妓や芸妓が、豊臣秀吉の「北野大茶湯」にちなんで、野だての茶で参拝客をもてなすと、境内は華やかな雰囲気に包まれた。
 境内の宝物殿では、近代日本画の先駆者として知られる、竹内栖鳳の「紅梅白梅之図」を初公開している。2013/02/25 11:32 【共同通信】

 「紅梅白梅図」は絹本著色で、参道入り口の今出川通沿いにある狛犬一対の台座の意匠の原画。紅梅図と白梅図があり、それぞれ縦64・5センチ、幅285センチ。昨秋に所蔵品の中から発見。竹内栖鳳1864年 - 1942年。


海ならず ただよう水の 底までも
清き心は 月ぞ照らさむ

菅原道真

延喜三年二月二十五日(1110年前の3月26日)没 享年 五十九歳