天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

わたしを離さないで~最終章希望編

2016年02月27日 | 森下佳子
「終わりに希望」そんな第7話でした。脚本森下佳子は、最終回より前めにクライマックスを持ってきます。この作品では、この回かなというような…

終わりが近いと知った美和は、小さい頃は誰しもそうであったろう正直に戻りました。恭子も正直に話しました。素直になれさえすれば…車の中での美和と恭子の会話は、そんな希望を感じさせるシーンでした。

恭子「私、ときどきさ、似てない人なんていないんじゃないか、って思う事ある。というより、私たちほとんど何もかも同じなのよ。だから、ちょっと違うところを見つけた時、驚いたり、戸惑ったり、憎んだり、羨んだりする。でも逆に、違うからこそ、欲しいと思ったり、憧れたり、目標になったり、好きになったりもする。そう思わない?」
美和「は~相変わらず賢いね、恭子は。でもまあ、それだけなのかもね私たちの一生なんて。そんなことにウロウロしているうちに、あっという間に終わりの日が来るのかもしれない。」

美和「恭子を怒らせたかった。そしたら本当の友達になれると思った。でもうまくいかなかった。」
恭子「ぶっ殺してやろうと思った。何度も何度も。充分成功してるよ。」

「よかった、トモ、絵がすごく良くなってよかった」と涙を見せる美和。
「人のことで泣く子じゃなかったのに、会わなかった間に彼女も変わったんです。変わってなかったのは私の方だったのかも」と恭子。

「規則は破るためにある」とセンターを抜け出した友彦には、「変わってないね、友彦は」

今回も、簡単に抜け出せるセンター、提供開始通知を間違えても悪びれない役人など、風刺が効いていました。マイナンバー法も違憲、無効ですが…。
オッパイ大きい娘は、言葉使いへんだけど、手紙上手で、気が利いていました。

陽光を見に行った三人ですが、陽光だけ特別というのは…


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