銀河夢急行

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新浜松〜天竜二俣〜遠州森等の直通運転は中期的な課題。

2024年11月26日 08時08分11秒 | 鉄軌道


遠州鉄道西鹿島線はかつて自前のディーゼルカーも所有。1961年頃までは新浜松〜遠江二俣の直通運転も確かに存在していたらしいね。
その頃は、三岐鉄道三岐線も同じようにディーゼルカーを持ち、西藤原〜国鉄富田〜国鉄四日市を直通していたとも。
古い市販時刻表によれば、確かにその列車ダイヤも掲載されていたようだ。
このように1960年代前半頃までは、貨物列車のための直通亘り線を活用させて、こうしたなかなか意欲的で夢のある直通旅客列車も数多くありました。
島原鉄道所有のディーゼル冷房車が急行“出島”“弓張”として、国鉄側のキハ58系と長崎本線内では併結し、長崎駅や博多駅へ加津佐駅から直通運転していたことも忘れてはなりません。
豊橋駅でも1960年当時、飯田線の電車に何と豊橋鉄道田口線のモハ36?が併結していたような写真も見た覚えがあります。時刻表上では特に触れられていなかったが、もしかしたら、隠れ直通列車だったのかも。ちなみに田口線はもともと直流1500ボルト電化で戦後暫くは国鉄に管理委託されていたようだが。また豊鉄側の一部の電車にも珍しく密着連結器が装備されていたとも。
まさに古き良き時代だね。
さて三岐線はまだともかく、遠州鉄道では天竜浜名湖鉄道が旧国鉄二俣線を承継した直後から取り敢えずは天竜二俣駅まで、将来的には遠州森駅まで直通を復活させることが一応は課題になっているとか。
そういう中で、今般の天竜浜名湖鉄道の新型電気式ディーゼルカーへの全面更新計画。今は電車運転の有資格者でも簡単な研修を受けるだけで、こうした非電化車両を運転出来るようになったほどだから、まさしく渡りに船ではなかろうか?
天竜浜名湖鉄道は、利用客もそこそこにはあるらしい。当初は経営もかなり苦しかったようだが。うん。
この際は遠州鉄道側も同型に準じた非電化車両を何台か造り、相互乗り入れさせたら如何かな? 但し、肝心な車幅サイズは如何に?
これが成功すれば、伊賀鉄道からの亀山駅直通乗り入れ実現にも、きっと大きな弾みにはなるに違いない。
また新浜松〜三ケ日の直通も需要は結構ありそうだ。
そのためには西鹿島駅構内での亘り線復活が、まずは必要。うん。さらに、遠鉄線内の複線化や直流1500ボルトへの昇圧等も場合によっては必要になるのかもしれないが。うん。
…………あ、余談ですが、先日の遠鉄電車乗車時には途中駅にて、元国鉄のED28を見かけましたよ。近々の引退が決まり、後継には工事用のモーターカーが新製投入されますね。
この小柄な凸型車体のED28。国鉄時代に、まさか客車列車を牽いたとも思えないのだが。


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