北陸鉄道はこのほど、国交省から、みなし上下経営分離方式の石川線(野町〜鶴来)への適用が認められたと表明しました。これにより、来る2026年4月1日から取り敢えず向こう15年間は恐らくは浅野川線ともども、この形態で運営されることになりそうだ。
一時は両線とも経営悪化で廃止さえ懸念されましたが、沿線自治体の賛同も受けられて一転、今後も存続することに。
石川線については電車も純新車に更新。浅野川線に続いて、近代的なVVVF車が入ることになります。
また重軌条化や老朽化著しい変電所も更新されることになろう。
しかしながら、浅野川線が直流1500ボルトに昇圧されたにもかかわらず、石川線は未だに同600ボルトのまま。
計画通りに列車増発をするならば、併用軌道区間も特にないことだし、やはり同1500ボルトにまずは昇圧すべきではなかろうか?
取り急ぎ報告まで。
かつては山中線もあり、大勢の湯治客を運んでいたとみられる北陸鉄道。金沢市内線等もそうだが、もっと大切にしてあげられなかったものだろうか? その点だけは悔やまれてならないね。うん。