銀河夢急行

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ここで再度、考えたい。名鉄の亜幹線に奇数両組成(編成列車)導入の是非。

2025年01月02日 20時23分23秒 | 鉄軌道
最近、東武鉄道では高性能車導入以来、急テンポで3両、5両、7両といった奇数両組成の新型電車が激増していますね。また“リバティ”こと500系は3両組成です。
1963年の8000系デビュー以来、この関東北東部の大手私鉄は名鉄にも似て、奇数両組成を基本的には造らない方針だったらしい。
しかしながら、昨今の輸送事情も熟慮したのか、地下鉄日比谷線直通用の70000系が7両組成でデビューした頃からは状況も次第に変わりつつあるようだ。うん。
間もなく野田線には80000系が5両組成でデビューしようとしていますね。
…………逆に名鉄では吊り掛け駆動の旧性能車が主役だった時代、つまり1960年頃までは3両組成も結構、多かったらしい。5両編成の列車も当時は存在していたような気がします。
AL車やHL車のほか、あの7500系でも暫定的ながらも7両組成が確かに存在していましたね。
古いモノクロ写真を見れば、常滑線や河和線で3両編成の普通列車も少なくなかったらしい。
今でも支線区では2両編成では短過ぎるけれど、いや4両編成では多過ぎる………と思えるような場合も。

具体的には今の三河海・山線とか西尾線、豊川線、竹鼻・羽島線、広見線西部、尾西線北部、そして画像の知多新線の辺りが、どうも、そのようには思えるが。
また昼間帯での弥富〜吉良吉田直通急行も3両編成の方が向いているのかもしれないね。昔の“蒲急”“碧急”みたいな2両編成では困るが。
小牧線が地下鉄上飯田線への乗り入れ計画さえ具体化していなかった1987年頃か。今にして思えば3両編成が最適だったような。元東急車の3880系が乗り入れていたらしいし、また後には2代目3300系(冷房通勤型)も何故か3両組成でデビュー。主に小牧線や各務原線の普通列車に使われていました。
中でも3880系は高速域が他のAL車よりもやや劣ってはいましたが、単独運用で3両組成の特長をフルに発揮。犬山〜豊橋の普通列車とか東岡崎〜八百津の一般特急(当時の高速)にも充当。時には3400系の代走として弥富〜刈谷〜吉良吉田の急行にも使われたものでした。
仮に今後、9500系シリーズの中で3両組成が出た場合、支線区内の都市型ワンマン運用にも向きそうな気はしますがね。またラッシュ時には前面幌を活用して、何とか6両編成の急行や一般特急としても使えそうだ。
ごく最近では金山駅ホームにてホームドアの実用化試験が行われていますが、果たして奇数両編成にも対応しているのかどうかは謎だ。
これまでも、突然に現れては短期間で消えた名鉄での3両組成。デビューしたての頃の2000系や1600系、晩年の8800系もご多分に漏れず。
これについて、今の名鉄幹部はどう考えているのかな?
…………以上、私自身の戯言でした。


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6 コメント

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Unknown (1994R)
2025-01-02 22:07:27
一般車では吊り掛けの3300系が最後でした
広見線などが主な運行線区でしたね 鉄仮面と同じ形状のLEDライトは6500系1次車に転用されましたね
あの3300系が無かったら6500系1次車は6000系9次車みたいにシールドビームのままだったかもしれません
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Unknown (fantasyexpress)
2025-01-03 06:48:49
なるほどね。うん。
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Unknown (M)
2025-01-03 09:39:19
ドケチな名鉄にとって、MT比1:1のMTユニットが使いやすくて、機器配置も簡便でバランスがいいのでしょうね。だから組成は偶数になるのが自然でしょうね。

東武鉄道と日比谷線の直通運転の7両化は、東京メトロ03系と東武20000系の18m8両と、東京メトロ13000系と東武70000系の20m7両の編成長がほぼ同じなため。日比谷線のホーム長が18m8両までしかなかったため、それを20m車で置き換えるには7両に揃えました。また、東京メトロ13000系も東武70000系も1台車1モータの「0.5M」の配置で全7両とも電動車ながらモータの数からは3.5M3.5TのMT比1:1となっています。
東京メトロ13000系電車
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD13000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
東武70000系電車
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%AD%A670000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
東京メトロ日比谷線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E6%97%A5%E6%AF%94%E8%B0%B7%E7%B7%9A より「車両」参照

東武野田線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%AD%A6%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%B7%9A
東武鉄道「東武アーバンパークラインに
5両編成の新型車両を導入します 」
2022年4月28日発表
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220428101948xAjXttvVkCPcsLFY-1sKOQ.pdf (PDF)
野田線の5両化に関して東武鉄道は、「さらなる省エネ化を図り環境問題に対応し、また5両編成化後も適正な列車本数の維持に努めることで、新しい生活様式に伴うご利用状況の変化に対応してまいります」と述べています。
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Unknown (fantasyexpress)
2025-01-03 20:49:40
名鉄では5両とか7両はともかくとして、3両組成は需要がありそうだ。
これからも残る支線区においては効率的な車両運用が要求されるため一考されたいね。うん。
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Unknown (牛田から牛田までノーラッチ)
2025-01-11 13:11:41
こんにちは。
名鉄の奇数両組成…個人的にはアリだと思います。
最近のJR西の電車は「0.5M」。
今後は気動車の様に1両単位で増減できる電車が増えてくると思います(実際に両運転台にする必要は無いとしても…)。
6両以上の全貫通固定編成が必要なのは首都圏の都市部に限られますからね。
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Unknown (fantasyexpress)
2025-01-12 14:51:58
ご賛同、誠にありがとうございます。
これまでの抵抗制御等とは違い、VVVF制御ではモーターも交流型なので、0.5M、つまり1制御器→2個モーターも簡単らしいし、今こそ名鉄はそれを使わない手はなかろう。
せっかく2000系で勝ち得た、この方式。さらに続けるべきではなかろうか?
因みに、豊鉄渥美線もこの方式を応用することにより、仮に純新車を導入するならば、無駄のない3両組成ができるはずだ。
伊予鉄7000系も3両組成だし。うん。
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