フレアカクテルショーウォッチング。
お寒いのにご苦労なことである。
これといったお目当てがあるわけではないが、年末につき買物の一つくらいと、SCにBIKEを走らせた。
そこで偶然、「フレアカクテルショー」をやっているのに出くわした。
元バーテンダーとしては血が騒ぐ。
2Fからわざわざ降りていって、ちゃっかり1つだけ空いていた椅子に陣取り、オリジナルカクテルも飲み、一緒に記念撮影までするミーハーぶりであった。
フレアバーテンダー (Flair Bartender) とは、ボトルやシェーカーやグラスなどを用いた曲芸的なパフォーマンスによって、オリジナルカクテルを作り提供するバーテンダーのこと。
映画「カクテル」(1988年)で主演のトム・クルーズのカッコよさを覚えておられる方もいるだろう、この映画がフレアバーテンディングをよりポピュラーなものにしたともいわれている。
辞書を引くと、フレア(flair)とは炎(flare)ではなく、天賦の才、素質、センス、センスの良さとある。
英語のスラングであるフレア(flair) は、主に「自己表現」と訳されている。
その単語通り、ポア(酒やジュースを注ぐこと)やスピル(酒やジュースを溢れさせること)やトス(回転をかけずに放ること)や、フリップ(回転をかけて放ること)等様々な技法を用いて行う大道芸みたいな殆ど曲芸といってよい。
このパフォーマー増田タカノリ氏は宗像市出身九産大卒で、地元久留米市花畑にも住んでいたことがあるそう。
2008年アメリカ(ラスベガス)で開催された世界大会で総合第3位となるなど素晴らしい技術と経歴の持ち主だった。
正当なバーテンダーから見れば眉を顰める向きもあるが、一つのジャンルとして確立しており、我等は楽しませてもらえばよいだろう。
テンション上がった勢いからか、コートとシャツとパンツと下着とソックスを衝動買いしてしまった。
@ゆめタウン久留米
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