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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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リフォームは新築を超えられる…秋田~大館~鹿角市

2007年07月06日 19時28分29秒 | Weblog
リフォームは新築を越えられる場合があります。
家には、消し去るに忍びない住んだ人の思い出や歴史、文化が存在しています。
このような目に見えない財産をしっかりと保全する事でその家の付加価値を更に大きなものにする事が可能なのです。

場合によっては、新築より費用がかかっても、この見えない財産を守り続けようと言う建主さんもおられます。
お金では買え難い大きな財産を無残にも粗大ゴミしてしまう光景を多く目にします。
新築より多くのお金をかけず簡易的なリフォームでも、その施工法によっては、家の付加価値を高める事が可能です。

欧米や北欧ではリニューアルを実施するごとに家の付加価値が向上し、それに家の歴史が上乗せされるため、築100年以上のも家が高額で売り買いされています。
日本もこのように家が資産になるような家の性能と文化を取り戻す必要があります。
しかし、リフォームが新築を超え資産価値を向上させるには次に記述した技術が基本となると思われます。

リフォームを行うには、床下が乾燥状態を維持しているかどうかを先ず確認すべきです。
床下を確認する方法として床下の地盤面が外部地盤面より最低5センチ以上高くなっている事、床下が無臭である事、床下の地盤面がサラサラに乾燥している事、床下に露出している土台、柱、間柱などの木材の含水量が30%以下を推移している事です。
条件満たしていれば、リフォームを行なっても構いません。

根源の為すべき部分を放置して、表面だけを化粧するリフォームは家の付加価値を減退させる事になります。
このようなリフォームが多過ぎますが、新築を超えられるリフォームを行っている工務店も実際に存在します。

写真は秋田市広面のファース工務店、㈱河邊組、専務の河邊宏之さんです。
河邊組さんは4代続く老舗の工務店ですが、住む人の感性や文化を重要視したリフォームも多く手掛けられておりました。

今日は車移動で秋田から大館を経て鹿角市にやってきました。
梅雨の気配のない爽快な一日でしたが、みちのくの山々を縫って移動してきました。明日は北斗市の本社に…
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