毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

自分の持つ本当の能力は自分でも解らない…北斗市

2007年07月14日 14時08分55秒 | Weblog
火事場の馬鹿力と言う事を言いますが、普段は自分ひとりでは持ち上げる事の出来なかった重いものが、切羽詰った火事場では持ち運ぶ事が出来るのです。
つまり、人間は自分でも気付いていない無限の可能性を潜在していると言う事のでしょう。

単に一日の就労時間を朝から晩まで過すだけで給料の貰える職場で良い仕事が出来る訳がありません。
今話題の某役所では、パソコンのキーボードを一日5,000タッチ以上は叩かないようにと言う労使の申し合わせがあったと言います。
我々民間企業では考えられない申し合わせです。

私などは、研究開発や工務店訪問、講演などの平素の仕事の合間だけで、10,000タッチ以上もキーボードを叩いています。
弊社の社員の殆どが通常でもそのくらいの仕事をしています。
仕事とは、やるべき業務に何処まで意識を集中力できるかにかかっているようです。
制限時間とか5,000タッチとかを意識して仕事に向って良い仕事など出来るはずもありません。遣るべき事を遣ってから存分に休養する事です。

人の持つ能力は無限と言います。また自分の持つ本当の能力も自分では解からないのです。
昨日のテレビでマラソン選手、高橋尚子さんの奮闘振りを放映しておりました。
彼女も大学卒業までは中距離の三流選手で地方大会に出るのがやっとだったそうです。
自分が日本でトップ、そして世界でトップになるとは夢にも思っていなかった言います。
自分の潜在能力は他人に見出して貰うとか自分自身が何かのきっかけで気付くとかの動機があるのでしょう。

家づくりの現場には勉強が苦手の職人さんが多くいます。
勉強が嫌いだから大工になったと言う人がいますが、墨付けの仕組みを何回も何回も、工夫しながら試していました。
つまり彼らも猛勉強をしているのです。勉強とはノートと教科書だけでないのですね。
人は幾つになっても、意識し、勉強する事で自分の潜在する能力に気づく事があります。

写真は今日、土曜日ファース本部、本社の隣りの上磯中学校のグランドで撮りました。
短距離競争のスタートダッシュの瞬間です。この選手も何回も何回もスタート練習を繰り返し、自分に最もフィットしたダッシュ法を探しているのでしょう。
自分を試す事が大切です。試す事も無くダラダラとした詰まらない人生を過す人もいます。
このスタート練習に励む中学生に無限の可能性が潜在しているのでしょう。

台風が九州に上陸して今後の被害が気になります。
一方、四国の水不足がこの台風でダムの水嵩が高くなりそうです。
ともかく、被害が最小限で済む事を念じます。
今日、これからと明日は休養する事にします。

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晩節の過し方で人生の集大成が…函館~北斗市

2007年07月13日 19時46分17秒 | Weblog
元高等検事長、元公安庁長官の高い地位にあった方が73歳になってから、詐欺容疑で逮捕されました。
取調べをする最高権限者だった方が留置所に勾留させるなどとは本人自身が予想もしなかった事でしょう。
常に社会や人々を高い目線から見詰めてきたのでしょう。
何をしても自分のやる事に社会が沿って行くような錯覚に陥るのです。
この慢心さが栄華を極めた人生の晩年を刑事被告人に貶めたのでしょう。

私のように社会の底辺を歩んできたものにとっては、社会や人を見る目線が、いつも下の方からだったと思います。
周りのものの全てを糧にできるよう、身体に内包する術を自然に身につけるもので慢心になどには為り得ません。
常に社会の厳しい対応に晒されて来たからであり、これからもそうであると思っているからです。

体力的にまだまだ自信があったとしても、人生70歳を越えたらそろそろ現役をどのようにソフトランディングさせるかの準備期間と言う事になるのでしょうか。
大企業の重役は、秘書と専用車と重役室を失う事にとても失望感を持つそうです。
しかし、高等検事長も大企業の重役も代議士も、肩書きを失えば普通の人になるのです。

この、ただの人になったときにどれだけの人々に大切にされるかなのでしょう。
終わり良ければ全て良し…
自分の人生が途絶えた時、自分に関連した人々にどのような影響を与えられるかです。
死んで多くの方々を安心させる人生もある。死んで多くの方々を失望させる人生もある。
死んで直ぐに忘れ去られる人生もある。死んでも人の心に宿るような人生もある。

今日は一日、健康診断のために病院で過しました。
年齢を重ねれば確実に身体の何処かしこに、不具合が発生してくるものです。
年齢を重ねる事で確実に体力的劣化が進んでいるものです。
体力減退を気力増強でカバーできるのですが人生集大成はまさにこれか…

写真は一昨日の東京から飛行機から撮ったものですが本ブログとは無関係です。
沖縄、鹿児島での台風を心配しつつ週末、週明けは本社勤務が続きます。
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自分も他人も心馳せるような夢を持て…北斗市

2007年07月12日 19時47分36秒 | Weblog
今日から参院選が始まりました。
多くの代議士は、いつかは総理大臣になって国を治める人物になろうと言う、大きな夢を描くそうです。
夢に向って前進し向かう方向が見えているのですから迷う事などありません。
国会に議席を持った人は、総理大臣が無理でも、閣僚、つまり一度は大臣になってみたいと思うそうです。
誰もが夢と希望を持つ事ができ、それは人生の歩みの先を照らす灯りなのです。
ひたすら、その灯りに向って歩みを進めれば良いのでしょう。

戦国時代の武将も、戦に勝って国をとってもそれからどうするか…
戦国時代の武将も、現在の代議士達も、夢であった大名や大臣になった事で夢を果たしてしまうのです。
トップになった際に、その国をどのようにするかの具体的な確固たる信念が必要です。
選挙で当選してからが苦難との戦い始まりで、難題を前にしたスタートラインに立っただけなのです。

夢とは、単に野望を果たす事ではなく、自分も他人も一緒に心を馳せるような、更なる先に在るもののような気がします。
猛勉強の末に一流大学を卒業し、エリート街道を突き進み、確かに人並み以上の安定した生活を営む事が出来で夢を叶えたとしても、そこで為された行動が自分も他人も心の馳せるような行いをしたかどうかなのでは…
地位をゲットして当面の夢を実現出来ても、人生における最終の目標は、更にその向こうにあるのです。

石を投げれば社長に当たる…掃いて捨てるほどの社長がいます。
社長になどは誰もがなれるのですが、社会にしっかりと根付いた、社長力の備えた本当の社長はとても少ないのだと言います。
このブログを書きながら私自身も、投げた石に当たる社長のひとりかも知れないと思います。まだまだ努力、奮起が必要のようです。
社長になったら何を為すのか…もっともっと向こうの方にゴールがありそうです。

写真は更なる飛躍を目指す方々が、勉強のためにファース本部の本社を来訪しました。
私の隣から広島県、開原工務店の開原社長、福島県、南海西部の上野さん、福島県、森本建設の森本社長、青森、ヤマメイの和田さん、大阪、開原工務店の井畑さん、それに当社、講師陣の村上と岩山です。
もうひとり、札幌、サンケイ建匠の湯浅社長も参加しています。

明日は講習試験ですが70点以上でなければ居残り勉強となるのですが、今夜、飲み過ぎない事を望みます。
気温が16度までしか上がらない寒い一日でした。明日は講習後半です。
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衰えぬオバタリアンのパワー…岡山~東京~函館~北斗市

2007年07月11日 19時21分10秒 | Weblog
喫茶コーナーで本を読んでいたら数名の中年女性が入ってきました。
方言なので会話の内容がさっぱり解りませんが、何やら此処まで来た乗り物の中で見たアベックの行為について話しているようです。
白塗りのでかい顔に派手赤の紅で縁取りをした口を張り裂けるよう明けて大爆笑…
喉の奥が見えるような大口を開けてですよ。

確かに禁煙席ではなかったのですが、ひとりの中年女性がタバコを吸ってモクモクの煙が流れ、裏側の席の方向に流れますが連れの誰もが気にする様子もありません。
もうひとりのオバサンの携帯電話の着信音「ペッパー警部」の曲が異音となって鳴り響き、おもむろにバッグから携帯を取り出して「ハーイ!ハイハイ!!モーッシモシ~?!」
周りの人達の冷たい視線も何のその…連れの方も全く無頓着です。

逮捕された迷惑オバサンがいましたが、あれは迷惑をかける事を目的とした行為です。
しかし、ペッパー・オバサン方は、自分の行為に気付いていないのです。
この方々は静かに読書をするような時間を過した事がないのでしょうか。
自分がひとりでゆっくりと休んでいたり、寛いで本を読んでいる時にこのような人達が回りに来たら誰だって不快になるでしょう。

私の隣にいたビジネスマン風の方は、パソコンをたたんで出て行きました。
向かいに座って新聞を読んでいた女性も間もなく席を立って行きました。
彼女達は全く周辺環境に気付いておりません。
ペッパーオバサンは携帯電話の声が仲間の会話に阻まれるために、聞こえ難いらしく、更に大きな声に…
私も呆れて席を立ちましたが、あの猛獣みたいな行動が彼女達のパワーの源なのでしょうか。
だとしたら、周辺の人々のパワーを大きく削いでいる事になります。

自らの幸せは、周辺の人と関わる方々と共に得なければ本物ではないのですが…
写真は今日の羽田空港の搭乗者待合室にある喫茶コーナーの風景ですが、このブログ内容と無関係です。

大雨の岡山から梅雨前線を一緒に運んできたのでしょうか。
東京も小雨が降り出し、この北海道北斗市も雨が降り出しました。
気温13度、寒いくらいです。
明日は本社で、札幌、青森、福島、広島から参加するFAS検査員講習日で、終日、本社勤務となります。
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あなたは捨てる事が出来ますか…岡山市

2007年07月10日 20時05分03秒 | Weblog
「もったいない」と言う精神は日本人の美徳なのでしょうか。
使用済みの書類や道具などを、いつかまた必ず必要になるだろう、捨てるにはもったいないとひたすら溜め込む人がおります。私もそのうちのひとりですが捨て難いものなのです。
形のあるものには生命がやどり、むやみに破棄する事などとんでもないと…
ところが捨てないのなら、完全にファイルされ整理整頓されていなければなりません。

整理整頓の下手な自分は、保存したものが見つからずに結局は新しいものを使用します。捨てないで大事に保存していた書類や道具を整理し、思い切って大処分したところ仕事がとても能率的になりました。物探しから始めた仕事が一新できるのです。
今、必要なものは、その時に与えられたものが最も有効だと言う事になります。

捨てるのは、使いきった書類や古い道具ばかりでないのでは…
過去の自分をも捨てなければ、明日に通じる新しい自分を創る事などできないのです。
年金問題の社会保険庁などは、役人がプライドを捨てる事が出来なかった最大の見本です。
国民から集めたお金を自分のお金のように錯覚した役人がおり、その役人としがらみを捨てる事が出来ず、野放しにしてきた政治家の責任も重大です。

捨てる事から新しいものが生まれ、新しい組織が生まれ、新しい仕組みと、そして新しい自分へと生まれ変わるのでしょう。
過去の栄光、しがらみ、人への憎しみも綺麗さっぱりに捨てましょう。
またどのようになるかも知れない将来の不安なども捨て去り、新しい夢を創りましょう。
そこには必ず、新しくなって輝くあたなが存在します。

写真は岡山市内の会場で開催した「間違いだらけのオール電化住宅」と題した研修会で講演後、参加者の方々と撮りました。半数が中国電力さんの社員さんで3時間のカリキュラムで何かを見出そうと言う受講者の方々の思いが伝わります。
新しい情報や知恵を得て、捨てるもの、捨ててはいけないものの分別が必要です。
過去の間違った観念を捨て、あなたの情熱や優しさなどは捨ててはいけないものなのです。

気温27度、湿度85%と北海道では在り得ない蒸し暑い梅雨の岡山でした。
東京、東北、北海道、そして今日の岡山会場は、シリーズ最後の講演でした。
明日は北海道の本社に戻り、明後日からのFAS検査員新規講習会の準備です。
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人は生きてこそ為せるものなり…北斗市~函館~羽田空港~岡山

2007年07月09日 21時16分03秒 | Weblog
羽田空港から飛び立った全日空岡山行き657便が梅雨前線の濃い雲の中を上昇します。
真後ろに座った小太りのオジサンが、飛行機が揺れるたびに私の椅子の背もたれにしがみつき、ウワアー!ウワアー!と叫ぶんです。
椅子にしがみついても、飛行機が落ちたら椅子も一緒なんだけどね…

北の将軍様は、絶対に飛行機に乗りません。
鉄の固まりが空を飛び、その不自然な乗り物に自分は絶対に乗らないのだそうです。
安全性は列車より飛行機の方が良いのですが…現に二年前、列車で中国を外遊の帰りに列車通過後に線路が爆破されました。もう少し通過が遅れたら将軍様も危なかったのです。

自爆テロとは、爆弾を自分の身体に巻き付けて目標に飛び込み自らの生命と一緒にターゲットを粉砕する行為です。
聖戦と言って「聖なる戦いに死する事で神になれる」と言う。
人を殺して神などになれないのは道理です。
人は生きてこそ為すべき事を為せるのです。

北の将軍様のように、死が恐ろしくて疑心暗鬼になると恐怖感のあまり、自分以外の人々が全て敵に見えてしまうのです。心の穏やかさを持てぬ境遇を気の毒にさえ思います。
自爆テロ…自分の命と他人の命を一緒に殺めてこそ神に帰るなど言う常人に絶対、理解できない狂信的な宗教に向き合っている信徒は命を賭けて実践しようとするのです。

人は、何事も生きていてこそ為せるのです。
社会の平定も、人の心を穏やかにするにも、人様に富を与えるのも、全てが生きている人が為せているのでしょう。
しかし、過分に命乞いをしては、為せるものも為せ得ないのです。

写真は上空11,000メートルの機内から撮ったのですが、真後ろのオジサンの恐怖感を見て北の総軍様の気持ちが解るような気持ちになり、今日のブログテーマとなりました。

北海道は函館だけが快晴でしたが、明日の岡山会場での研修会のために東京乗換えで移動して来ました。
岡山では大雨で迎えられましたが、この時間、晴れてきたようです。
明日は終日、岡山滞在です。
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勉強は生きるためのエネルギー補給です…鹿角~大館~青森~木古内~北斗市

2007年07月07日 14時45分20秒 | Weblog
暇さえあれば本、雑誌、テレビ、ネットなどで勉強しています。
人様の前で講演するには、情報を充分にインプットしなければなりません。
実際に行動を起すと多くの失敗と少々の成果を得る事が出来ます。
この失敗例を分析する事の方が変え難い情報となる場合が多いのです。

年齢を重ねる事で、見聞きした事が潜在観念として染み付いてしまう場合があります。
私はつとめて新しい技術や情報を勉強し、古い従来のものと対比して見る事にしています。
与えられるだけの情報ではなく積極的に自分に無いものを取りに行くようにします。
常に観念を払拭するだけの新しい情報と向き合っていなければなりません。

講演は大勢の人様の貴重な時間を費やします。
私はアンケートを必ず記載して戴くようにしております。
○ 時間を無駄にした ○内容が稚拙だ ○時間が長すぎた ○話が難しくて解らない
○ 内容は解るが退屈だった ○少し参考になった ○とても参考になった
自分が提供した講話の評価が歴然として解ります。

「○とても参考になった」の評価を得られるよう懸命に勉強しています。
我々は経営コンサルタントでも評論家でもありません。
人前での講演は、現場で起きている課題と問題を取り出して、その解決法を調査研究、技術開発を行い、市場状況を把握しての内容にしなけれなりません。
まさに勉強量が我々が生き残るためのエネルギー、つまり生命線だと思っています。

勉強のしない工務店は必然的に淘汰されるでしょう。
工務店経営は、経営者と関係者の勉強の量と質で決定します。培った匠の技を生かすも殺すも活用法、つまり勉強です。
写真は昨日、訪問した秋田県鹿角市のファース工務店、㈱長老森施工、本社で撮りました。
決して怒っているのではありません。いかつい顔に写っていますが、笑えば少年のように可愛くなる社長の服部誠一さんです。
社長の左隣がお客様担当の金沢孝浩さん、右が同じく根市浩子さん、右端が工事部門の責任者で工事部長の金澤宏樹さんです。

長老森施工さんは、服部社長が先頭に立ち、とにかく勉強熱心な工務店さんで、鹿角市の花輪地域でトップクラスの実績は、この勉強の量と質によるものと思われます。長老森さんの勉強熱心さを見て今日のブログテーマとなりました。

晴天で爽やかなみちのくの旅を終え、海峡線で北斗市の本社に戻りました。
澄み切った青空に執務室からの函館山も気持ちよく佇んでいるように見えます。
一方、九州の大雨での災害が気になります。
今日は早めに引き上げで…明日は人並みに休養が出来そうな気も…
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リフォームは新築を超えられる…秋田~大館~鹿角市

2007年07月06日 19時28分29秒 | Weblog
リフォームは新築を越えられる場合があります。
家には、消し去るに忍びない住んだ人の思い出や歴史、文化が存在しています。
このような目に見えない財産をしっかりと保全する事でその家の付加価値を更に大きなものにする事が可能なのです。

場合によっては、新築より費用がかかっても、この見えない財産を守り続けようと言う建主さんもおられます。
お金では買え難い大きな財産を無残にも粗大ゴミしてしまう光景を多く目にします。
新築より多くのお金をかけず簡易的なリフォームでも、その施工法によっては、家の付加価値を高める事が可能です。

欧米や北欧ではリニューアルを実施するごとに家の付加価値が向上し、それに家の歴史が上乗せされるため、築100年以上のも家が高額で売り買いされています。
日本もこのように家が資産になるような家の性能と文化を取り戻す必要があります。
しかし、リフォームが新築を超え資産価値を向上させるには次に記述した技術が基本となると思われます。

リフォームを行うには、床下が乾燥状態を維持しているかどうかを先ず確認すべきです。
床下を確認する方法として床下の地盤面が外部地盤面より最低5センチ以上高くなっている事、床下が無臭である事、床下の地盤面がサラサラに乾燥している事、床下に露出している土台、柱、間柱などの木材の含水量が30%以下を推移している事です。
条件満たしていれば、リフォームを行なっても構いません。

根源の為すべき部分を放置して、表面だけを化粧するリフォームは家の付加価値を減退させる事になります。
このようなリフォームが多過ぎますが、新築を超えられるリフォームを行っている工務店も実際に存在します。

写真は秋田市広面のファース工務店、㈱河邊組、専務の河邊宏之さんです。
河邊組さんは4代続く老舗の工務店ですが、住む人の感性や文化を重要視したリフォームも多く手掛けられておりました。

今日は車移動で秋田から大館を経て鹿角市にやってきました。
梅雨の気配のない爽快な一日でしたが、みちのくの山々を縫って移動してきました。明日は北斗市の本社に…
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本当の青春と実年青春の相違…東京~秋田空港~横手市~秋田市

2007年07月05日 21時09分25秒 | Weblog
私は人が辿る一生のうちで15歳から20歳までの過し方により、その方の一生が決まると言っても過言でないと思っています。中年、実年になり暇が出来たから「今が青春だ!」と言う人がおります。しかし、本当の青春とはこの15歳から20歳までだと思われます。

青春…青い(清々しい)と、蒼い(くすんでいる)青春がある…
この本当の青春時代をどのように過すかで一生が決まるような気が致します。
社会経験が浅く、穢される事もなく純真で、何にでも好奇心を持ち、体力が満ち溢れているこの時代に、爽やかで清々しい青春を過したいものです。

いくら年齢が若くても、焦点を定める事もなく、ただぼんやりと空を眺め、浮かぶ白い雲から何の創造も湧いて来ないような時間の過ごし方は、蒼い青春とでも言うのでしょう。
このような時間を過した事を後悔するのは中年以降になってからです。
観念が根付いて好奇心を失い体力が減退した中年過ぎの年代で、いくら時間があるからといっても青春など取り戻せないのです。
本当の青春を取り戻す事は出来ませんが、弛まぬ好奇心を手向ける人は、常に青春の躍動感を備えているものです。

若年オジサン…若年オバサン…このように言われる人は、何事も自分の尺度(ものさし)でしか情報を読み取る事が出来ず、完全に好奇心を失った人々の事です。
本当の青春を取り戻す事は出来ずとも、年齢を重ねた事で得た智量と好奇心を維持する事は、明日に希望のある成熟した面白い青春時代を創る事が出来ると思います。

写真は私の向かって左がシステム電化を本州で最初に導入する基盤構築をした前東北電力、秋田支店の渡部利雄さん、私の隣りから電力グループ・エルク秋田営業所、所長の佐渡谷進さん、課長の舘岡貢さん、副所長の村田定次さんです。
久々に逢った渡部さんは、知る人ぞ知るオール電化発起の伝説の人です。
渡部さんは、今年古希を迎えるのですが今でも溢れるような情熱を感じます。
またエルクの皆さんも重ねた経験を躍動する力に返還できる人達のように感じて、今日のブログテーマとなりました。

今日は古くからの仲間や友人、協力者の方々と出会う機会がありました。
様々な人との関わりで自分が生かされている事を実感した一日でした。
快晴の東京から雨の秋田にやってきましたが、この時間は完全に晴れ上がり寒くらいです。
明日は秋田県北、鹿角市へ…
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私がやらなきゃ誰がやる…北斗市~函館~東京~横浜~羽田空港

2007年07月04日 22時12分00秒 | Weblog
先月4日の小泉純一郎前首相と東京で行なった「環境語る会」では、体調を崩して車椅子で登場した川口より子参議員議員ですが今日、横浜で開かれた決起集会では、見違えるような元気な姿を見せてくれました。
今日の決起集会のテーマが「私がやらなきゃ誰がやる」と何とも力強いテーマでした。
写真は会場で笑顔いっぱいで向かえてくれた川口より子議員です。

先月の環境を語る会で小泉前首相が話されたエピソードですが、田中真紀子外務大臣が更迭された際、涙を流して悔しさを訴えマスコミを賑しました。
この時、小泉首相は「涙は女は武器」だと発言し、これもまたマスコミの餌食になり、この時、田中さんの代わりに外務大臣に就任した川口さんにマスコミは「涙は武器」発言をどうのように思うかに、ついて質問が集中したと言います。

このような場合、その発言を容認すれば「女性蔑視」と批判され、否認すれば内閣不一致とまた批判されます。
川口さんは、間をおく事もなく、しかも極めてさりげなく「私も武器となる涙を流してみたい」と言い、その質問の後が続けられないようにしたと言います。川口さんの聡明さをうかがわせるエピソードです。

今回の参院選は、地方を代表する選挙区からの候補者を一名、全国区の比例区からの候補者を一名と、二回投票する事になります。どちらも自民党とか民主党とかの政党名を書いてかまいませんが当選順位は決めておりません。
政党が獲得した票でも個人名の獲得票数で順位が決まるので個人名を記入した方が賢明なのです。

環境問題に国境はありません。環境問題に与野党の隔たりもありません。環境問題に官僚エゴも通用しません。
私は、この環境問題を前進させるには、与野党を通じても川口より子さんが最適と思います。
川口さんが例え他の政党から立候補しても川口さんを応援していたと思われます。
英語やフランス語も巧みに話せ、役人と産業界に人脈を持ち、環境行政に精通した政治家、川口より子さんの「私がやらなきゃ誰がやる!」の気迫に安堵した決起集会でした。

今日は北海道より肌寒さを感じさせる関東でしたが明日は秋田に移動を…
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中卒者の中卒哲学とは…北斗市

2007年07月03日 18時38分10秒 | Weblog
高級官僚の多くが東京大学の法学部出身で占めていると言います。
東大卒の中でも学部閥と言うのもあるそうです。また他の一流大学であっても、官僚や一流企業の世界で横断的にこの学閥が幅を利かせていると言う事です。
私のような中卒者はうかがい知る事の出来ない世界のようです。

一流大学に限らず大卒の方々は、私のような中卒者より少なくとも7年間も長い期間、学校に通っている事になります。彼らはこの7年間でとても掛け替えのない、大きな財産を身につけていたのです。
我々中卒者は15歳から社会に出て様々な実社会の喧騒に翻弄されるのです。
その期間、大卒者は高校3年の進学準備、そして大学4年の学園生活を経験します。

私は、必死に生きた15歳からの期間で、大卒者が持ち得ない生きるための技能や知恵を身に付けたと自負していました。また大卒者には絶対に負けないと自信満々でした。

私のような中卒者が社会に出て職を得ますと、そこには同じ中卒者が多くおります。
仕事を覚えてグループを形成しグループリーダーになると、そこには高卒者が多くいます。
更に成長して企業らしきものを創りますと、そのには大卒者がひしめいているのです。

そこで見た大卒者は、私のような中卒者が絶対に持ち得ない「おおらかさ、ふくよかさ」を包含しておりました。
対比して自分を見ると社会の裏側のドロドロした部分を引き摺って来ている事に気付かされます。彼らは7年間の高校と大学生活で私達、中卒の持つ事の出来ない「ゆとりある人生」の「感性の幅」「生きる余裕」を身に付けのだと思われます。
それを今になって気付いても、純真さ、純朴さ、有り余る体力などは既にないのです。

私達、中卒者は、大卒者が過した7年の間、社会実践で培った技能力と強かさを生かした自分なりの「中卒哲学」を持つ事が大切だと思われます。
写真は北斗市本社前のアスファルトの隙間にしぶとく咲いているタンポポの花です。
美しくも無く、可憐さもなく、ふくよかさもなく…強かさだけが何故か中卒者と似ているような気もします。

今日も気温19度、無風でどんよりとした北斗市でした。
この時間、夕暮れの淡い明るさの中で函館山がひっそりと佇んでいるようです。
明日は梅雨時期真っ盛りの東京と横浜へ…
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工務店経営者の度量…北斗市

2007年07月02日 22時09分41秒 | Weblog
全国を回って歩けば実に様々な経営業態の工務店さんを見る事が出来るものです。
東北の工務店を訪問した時は、大工の棟梁社長が黙々とケヤキ、ヒバ、スギ、クリ、サクラなど、実にたくさんの木材を桟木を挟んで積み上げて自然乾燥を行っておりました。
これだけの多くの木材を定期的に積み直しを行うのだそうです。
この工務店には事務所すら存在しません。

年間2棟しか建築しないため今年は勿論、来年の2棟も既に決まっているのだそうです。
この工務店は棟梁の社長と大工の息子が二人で経営し、売り上げが1億円で二人の年収が、合わせて2,500万円だそうです。自分の気に入った仕事しか受注しないのだそうです。

地域の工務店で家の棟数を売る経営には必ず限界が来ます。
家は竣工し、建主さんに住んでてからが家づくりの始まりなのです。
棟数を追い求める工務店経営では、経営者自身も建主もストレスで飽和状態になります。つまり工務店経営は経営者の身の丈にあった経営規模でなければなりません。

経営者の人生価値観は人それぞれでしょうが、家を数で売る工務店経営は、売る人、住む人だけでなく、社会的にも地球的にも大きな負担をかける事になるのです。
他の企業経営ならともかく、家づくりを生業にしての工務店経営では数を求めては、関わる人々に心から尊敬される経営者には為りえないのだと確信を持つようになりました。

ハウスメーカーや工務店の宣伝トークを見ますと、自然に優しい、住む人に優しい、住んで安心などと言う言葉が氾濫しています。言葉だけなら何とでも言えるのです。
家は住んでからが様々な事象が具現化してまいります。
「竣工してからが本当の家づくり」
建主さんの息遣いを肌に感じながら、創った家を育てて行くのも経営者の度量なのです。

写真は愛媛県松山市のファース工務店、うずくぼ工房社長の山本義一さんと先日、高松で撮ったものです。
棟梁大工さんの山本社長も、多くの自然乾燥している木材に囲まれながら木を刻み、自らが施工現場に入り、創り育てる家づくりに拘っています。
うずくぼ工房のホームページ

今日は先日、契約した北斗市内に建築する小林邸新築工事の着工式を本社で行ないました。
小林さんとは生涯にわたる付き合いが既に始まっています。
北斗市は気温14度で猛暑日、真夏日、熱帯夜の本州の方々に申し訳ない気持ちに…
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