今年も2019年に聴いたアルバムでマイベストを選出。
ただ今年はワタクシのリサーチと努力が不足していたため、
迷いに迷いました。
特に洋楽部門の選出には苦労しましたし、邦楽部門も心の中の
審査員が満場一致で選択したわけでなかったです。
そんな中で単純にいいアルバムだなと感じたものを選出した
次第です。
☆2019年マイベスト(洋楽部門)☆
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TOURIST / BLUEPRINT BLUE
今年日本でも一部ミュージックラヴァーの間で話題になった
ヨットロックの若手バンドのファースト。
ドリーミーで心地よいポップソングを奏でる彼らはロンドン出身
の男女混成4人組。
どこか懐かしくもあるサウンドは、良く晴れた日にお気に入りの本
とボトルに詰めたアイスコーヒーを持って広い公園で聴きたい・・・
なんて我ながら陳腐な説明だけど、ホントにそんなサウンドなのだ。
最高にリラックスできるイージーリスニングソング満載!
☆2019年マイベスト(邦楽部門)☆
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Night Flow / パソコン音楽クラブ
盛り上がりを見せる関西DTM界隈の注目株。
90年代の音源モジュール使用するそのサウンドは古いようで
実は一周まわって新しく、個性が際立っている。
元々フュージョンバンドを組んでいたという彼らだけに、
曲の構成もしっかりしていて、フックの強さ、メロディーの
良さはやはり才能なのか。
イントロを聴いた瞬間に良曲とわかる長谷川白紙をボーカル
に迎えた"hikari"は何回でも聴きたい名曲。
2019年元旦から今日までどれだけ曲をコレクションしたかi tunesの
リストで確認したら、旧譜も含めてですが、約5500曲。
まぁ1回も聴いてない曲もあるのですが。
そんな1年間で聴いてきた数々の楽曲の中から今年発売という縛りで、
良かったと思うアルバムのレビューを洋楽・邦楽ごちゃまぜで少々。
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This Is Not a Safe Place / RIDE
長い活動休止から復活したシューゲイザーの雄、RIDE(英国・
オックスフォード出身)の復活2作目にして通算6作目のアルバム。
RIDEらしい美しいメロディと激しいギターサウンドは過去の曲より
むしろ進化し、色々な経験をして音楽の幅が広がった感が曲に表れ
ている。
21年のブランクとかは、既に関係ないレベル。
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HONNE / Mega Shinnosuke
天才現わる?
2000年生まれ、福岡出身のクリエイターMega Shinnosukeの初の
全国流通盤となるEP。
誰も気付かなかったアイデア。
天賦の才と言わざるを得ないメロディセンス。
まさに才能がちりばめられた秀作。
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TRIP / Native Rapper
京都のトラックメーカーのネイティヴ・ラッパーのデビュー・アルバム。
メロウでダンサブル。
リズムと巧みな言葉のチョイスが心地よい。
次世代の音楽を体現している感じ。
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Away Days / Birdskulls
このバンドに関してはあまり知識がないのですが、英国のブライトン
という都市で活躍してきたオルタナバンド。
このアルバムは日本向けの編集盤とのこと。
今どきめずらしいくらいのノイジーなサウンドはオルタナ兄さん達が
絶対好きになるバンドです。
解散したのが惜しまれます。
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DREAMNAUTS / Serph & DÉ DÉ MOUSE
日本のエレクトロニカをけん引するSerphとDE DE MOUSEのコラボEP。
ドリーミー・ブレイクビーツなコラボ曲やお互い曲をMixするなど
キラキラとした曲を得意とする2人の魅力に溢れた一枚。
9月に行ったプラネタリウムライブも楽しかった!
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STORY / never young beach
過去のネバヤンのアルバムの中でも一番聴きやすいアルバムだと
個人的には思う。
よりシンプルになった分、曲のメロディが浮き彫りになるというか、
特徴のあるボーカルの声がより"いい感じ"に聴こえてくる。
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Everyday Life / Coldplay
もはや説明はいらない英国ロンドン出身の世界的バンド、コールド
プレイの4年ぶり8枚目のアルバム。
今作はコンセプチュアルなアルバムとなっている印象。
たしかに地味な感じがするアルバムだけど、一部で酷評されて
いるほどではなく、じっくりと一枚通して聴くとこのアルバムの
本質が見えてくるのではないだろうか。
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少年たちの予感 / NITRODAY
カタカナのニトロデイから英語表記に変えて、サウンドも女性
(ベースの松島氏)のコーラスというか、ほぼボーカルを追加して、
今までのイメージを一新したNITRODAY。
意表突くキャッチーさはプロデューサーの仕業か、本人たちの
アイディアなのかわかりません。
ただ賛否両論があるようですが、ワタクシは現在のNITRODAYの
方が好きです。
一本調子だった前のニトロデイから進化したNITRODAYを聴くべし。
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Coastlines / Coastlines
実力者が揃うチルアウト・ユニットCoastlinesのフルアルバム。
ジャケットのような南の島での夏の日々。
そして泳ぎ疲れた午後にまどろむ。
そんな感じ。
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朗らかに / ゆnovation
埼玉県出身大阪在住の大学生トラックメイカー・鍵盤ハーモニカ
プレーヤーの初CD作品。
様々のアーティストとのコラボが多い彼女だけに実力は本物。
本ミニアルバムはタイトル通りに朗らかな作品となっている。
今後、鍵盤ハーモニカを曲にどう活かしていくのかとても楽しみ。
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Recollect the feeling / in the blue shirt
関西DTM世代の代表格(?)、有村崚氏の一人ユニットの2作目。
mixや企業などへの楽曲提供も多く、本業と音楽活動との両立
が大変そうだけど、彼の得意技であり代名詞であるカットアップ
は相変わらずの存在感。
今年本当によく聴いたアルバム。
センス抜群!
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きらめき / 羊文学
快進撃を続ける3ピースバンド羊文学の新EP。
5曲入りだからミニアルバムかな?
文学的な歌詞にポップオルタナな曲はオリジナリティに溢れる。
彼女らの代表曲となるであろう"ロマンス"は傑作曲。
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So kakkoii 宇宙 / 小沢健二
オザケンの13年ぶりのアルバム。ボーカルものとしては17年ぶり。
オザケンのアルバムといえば"LIFE"が人気ですが、未だにあの感じを
求めている方もいるのかな?
さすがにいないか。50歳過ぎて仔猫ちゃんもないだろうし、最近の
配信シングルを聴いていれば、このアルバムがどんな感じになるか
わかるだろうからね。
ちなみにワタクシは"LIFE"はあまり好きではなく、"Eclectic"が
の方が好みです。
さて今回のアルバムは一部で酷評されているようですが、ワタクシ
的には"悪くない"というの感想です。
ただ"悪くない"だけで"良く"もない。
それは配信シングルをすでに聴いているせいかもしれません。
かつて天才と言われた歌詞は相変わらずスゴイと思うけど、説教臭い
というか少しくどくなったかな。
不満な点は値段設定。半分は配信済みの曲なのに3800円はないな。
レコード会社の方針なのかもしれないけど、こんな強気な価格設定がCD離れ
加速させる一因ではないか。と個人的には思います。
でもフリッバーズギターが大好きなワタクシとしては、オザケンがこうして
音楽活動を積極的にしてくれているのは本当にうれしいね。
今後も活動を続けていってほしい。
さてまだまだ紹介したいアルバムはありましたが、そろそろ疲れたてきた
ので、このへんで終了です。
2020年はもっとアンテナを高く、情報収集して音楽をもっと聴きたい
思います。
それでは良いお年を。