山飯、川飯の際に使用しているガソリンストーブの調子を確認しておこうと手持ちの2台を
引っ張り出した。
まずはコールマン製PEAK1を圧縮空気が送り込めなくなるまでポンピングしてから着火。
ゴオッーと言う音と共に最初は紅色の炎が上がるので、さらにポンピングを続ける。
しばらくすると青い炎に変わり、火が安定したので次回の使用も問題は無さそう。
この火力は2100kcalほど。
次にホエーブス725。さすがに35、6年使用しているので最近は調子が悪く出番がない。
しかし大好きな1台なので何とか使い続けたく、久しぶりにガソリンを給油してみた。
本体上部とバーナーヘッド基部の凹みに固形燃料のエスビットを割り入れて火を着ける。
熱で中のガソリンが気化するまで、しばらく待つこと4~5分。
固形燃料が燃え尽きるころ、本体も熱くなってくる。おもむろに火力調整用のハンドルを
ひねるが、生ガスの出る「シューッ」という音がしない。
着火ライターの火を近づけても当然着火するわけがない。
それどころか、まだ消えていなかった着火剤の火で給油口から炎が上がる始末。
慌てて吹き消したあと、部品をばらし始めたがバーナーヘッドやノズルを分解するには
時間が足りず、今日のところはここまで。
2700kcalの高火力の「グワオーッ、グオーッ」という凄まじい音を聞くことは叶わなかった。
今日は給油口栓のパッキンが厚さ4分の1ほどに劣化していたので、パッキンのみ交換した。
これで給油口から生ガスが漏れることもなく、引火も無くなるだろう。
早く使えるように直したいなあ。