ウオーキングから帰り、鉢物に水やりをしていた時にふと見つけた翡翠色の前翅。
それはまさしくオオミズアオのものだった。
写真は離れたところに落ちていたものを拾って並べたもの。
きっと鳥に襲われたのだろう。
数年前、グミの木に止まっていたオオミズアオを見つけその美しさに見入っていたことがあった。
突然飛び立ったオオミズアオは3、4m上空に舞い上がった途端、「パシッ!」という音がして
野鳥に捕食されたのだった。
大きく綺麗な前翅がひらひらと目の前に落ちて来たのが今も忘れられない。
鳥だって生きてゆくために木の実や昆虫を食べる。
食べて生き残って、その種を残すのだ。
分かっていても、目の前にその痕跡を見せつけられると何とも言えない気持ちになる。