春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

検察を使っての政争を許してはならない

2009年03月10日 13時22分01秒 | 思想信条
違法献金:小沢氏、代表続投を表明…民主幹事会
西松建設による違法献金事件で秘書が逮捕されたことで、連日マスコミに論われている小沢代表が、民主党代表を辞めないという決心を表明されたらしい。
 私は小沢さんを応援しているわけではないけれど、
今朝の永田町徒然草に書かれた、小沢問題の本質と言う記事を読んで、小沢さんはこの件で辞めるべきではないと、強く思うようになった。
その中の一節を引用する。

小沢問題の本質は、“検察や警察を使って政敵を追い落す”という卑劣な行為である。政治とカネの問題でもなければ、公共事業と政治の癒着でもない。確かに“政治とカネ”の問題は、常日頃大いに論じなければならない。公共事業と政治の癒着の問題も大いに論じなければならない。しかし、それはいま論じなければならないテーマではない。現在は未曾有の経済危機に如何に対処すべきかを論じなければならないのだ。それは政策論を通り越して、政治論・政権論となっている。その最終段階に差しかかた秋(とき)、小沢氏の公設第一秘書逮捕なのである。

確かにその通りだと思う。
かんぽの宿問題も有ったが、一番の問題点は金融危機による未曾有の不景気と雇用危機である。
朝日新聞によると、1部上場の企業の少なくとも81社が、早期退職者を募っているそうである。
1部上場企業でない中小企業の何社が、倒産の憂き目を見ることになるのか?
会社倒産により、有無をいうことも出来ないまま、失業させられる人が何人出ることか?
朝ズバによると、年度末には新たに100万人の雇用の喪失があるかもしれないとの事であったと言う。(又聞きなので・・・・・)
この危機的社会情勢の中、自民党が生き残れることだけを至上命令として、
政府が西松建設献金疑惑にのみ拘泥しているのを見るにつけ、
これは民主党の力をそぐのが目的で、仕掛けられた逮捕劇であったに違いないと言う感が深まるばかりである。

麻生総理は、そういう事しか出来ないから、信頼されないのだと言うことがどうしてもお分かりにならないようである。
自民党の信用回復には絶好のチャンスであった「かんぽの宿疑惑」も、問題の本質をうやむやにして、尻すぼりのままふたをしてしまって、
その埋め合わせみたいに、今しないでも良い献金疑惑を持ち出して社会を騒がせても、それによって民主党の人気がいくらかは落ちるかもしれないけれど、
麻生総理の人気があがるわけが無いと言うことにお気が付かれないのだろうか?

それに麻生総理の閣僚には、どうしてこうもお粗末な人が多いのだろう?
国際会議の記者会見に臨む前にさえ、アルコールの摂取を控えることの出来ないような中川前財務大臣に続いて、
今度は「この件で自民党員に検察の手が伸びる恐れは無いと思う」みたいな、言わなくても良いことを言って、政府の関与を確信させるようなことを言う官房副長官である。
これでは「取ってないよ」と言いながら、握り締めた手を後ろに隠す子供のようなものではないか!
自分から白状しているようなものなのに・・・・・
これが元警察庁長官だった人だそうだから、驚いてしまう。
もともとは頭の良い人であったから、そこまで出世できたのだろうと思われるけれど、長年威張ることしかしないでいたら、ここまで退化してしまうと言うことなのだろうか?

郵政問題で鳩山邦夫総務相一人は、良く頑張っておられるとは言うものの、
どうも退化した人材だらけの政府与党で、この未曾有の世界不況の中、日本をいつまで押さえつけているつもりなのだろうか?