明後日の彼岸の中日を控えて,今週になって毎日良く晴れて暖かい。
九州の方では桜の開花の便りも聞かれ、春本番と言った感じである。
しかし中学生の時習った、ロバートブラウニングの春の朝の詩の様に、
すべて世は事も無し
とは行かない今日この頃ではある。
北朝鮮が又しても妙な動きに出ているらしい。
北朝鮮が食糧支援拒否ミサイル迎撃論牽制の為か 50万トンもらえるはずの食糧援助を、16万9千トンもらったところで、後は断ったそうである。
米国は二〇〇八年五月、食糧が一般市民に届くかどうかを確認する態勢を北朝鮮が改善することで合意したことを受け、世界食糧計画(WFP)と非政府組織(NGO)を通じて、五十万トンの食糧支援再開を表明。約二年半ぶりに実施し、これまでに計十六万九千トンを届けた。
まだもらえるはずの食料を断ったのは、北朝鮮が日米の意思を無視して、ミサイル(又は人工衛星)発射を強行するのだと印象づける為で、
ミサイル騒動を起こした真の動機は、
アメリカの口利きで送られた食糧援助に対する、返礼のようなものなのではないだろうか?
アメリカは北朝鮮けしからんと言いながら、(昨年は約束を破って)核の廃棄を拒否したと言うのに、
又しても金正日体制下の北朝鮮に食糧援助をして、金政権を助けるのだから・・・・・
北朝鮮はアメリカを敵視している振りをするために、
食糧援助をしている団体を、追い出したりしたのではないだろうか?
今回のミサイル打ち上げに怒って、日米が北朝鮮のミサイルを打ち落とすことにしたら、位置的に米軍も日本のためにしたことになり、
日本が打ち落とした事にすると言う計画になっているのではないだろうか?
アメリカが希望する日中戦争を引き起こす為に、
まず日本をおびき出し(日本の売国勢力がしきりにミサイルを打ち上げたら打ち落とせと主張しているけれど・・・・・)
北朝鮮が戦争を始めたら、中国は北朝鮮を助けると言う約束になっているらしいから、
自動的に日中戦争に発展させる事が出来る。
それを米国は狙っているのではないかという気がしてならない。
中国もそれを危惧しているから、昨日の私のブログ(北朝鮮は中国にとっても脅威となりつつある?)で引用したような記事を、国内メディアで発表したりしているのではないだろうか?
自身がまいた種とは言いながら、未曾有の経済危機にあえぐアメリカは、
今日中戦争を始めさせたくてならないらしいと聞くにつけ、
これまでのアメリカのやってきた事を思い合わせると、有り得ない事には思えないので、心配になってくる。
杞憂かもしれないけれど・・・・・