かつて私は小沢一郎のことを信じられないと書いたことがあります。
あれだけアメリカに楯突いても、テレビ等でいじめられないのはおかしいと書いた事があります。
叩いて埃の出ない人なら兎も角、嘗ては金権政治家の番頭さんだったし、消費税を導入した時に力を振るったのも小沢一郎でした。私の主人は消費税の事で小沢一郎の事を未だに許せないようです。
それでも何故、今の検察のやっている事を批判するかと言うと、白川さんも書いておられましたが、小沢代表の秘書を逮捕し連日新聞やテレビを使って、関係者の話によるとと言う枕詞の下、有る事ない事証拠も無いまま、怒涛のごとくに、ダメージ宣伝を続けている、今のマスコミのやり方を見たら、幾らなんでも酷過ぎるという気がしてきたのです。
今の時代悪い政治家ははいて捨てるほどいます。
その代表格の竹中、小泉コンビが無事であるだけでなく、あきれ果てるような厚かましい事でも、言いたい放題マスコミに取り上げてもらっていると言うのに、
権力のお先棒を担いでいたのは竹中よりかなり以前で、10年以上も前に野党に下って、公共工事などへの影響力もすっかり落ちている者を、今頃検挙し、
その上、連日その捜査情報なるものを流し続けると言う事は、まともでは有り得無いのではないでしょうか。
アメリカが核兵器売り込みに小沢を使おうとしているのではないかと言っていたではないかと、お思いの方もあるかもしれませんが、
アメリカは日本がお金を出しさえすれば、窓口は誰でも良いのではないでしょうか。
民主党が次の選挙に勝ちそうだから、小沢を応援していたけれど、
自民党が牙をむいて小沢を追い詰めそうであるとなれば、
敢えて小沢を助けたいと思うほどには、小沢をかっているわけではないから、
政府の小沢たたきにテレビもすぐに応じる事を、(米資本も)許したのではないでしょうか?
小沢秘書検挙の翌朝のスーパーモーニングでは、まだアメリカの態度がどうなるかはっきりしていなかったから、スーパーモーニングのスタッフは、
其れまでの指示通り小沢擁護の姿勢の報道を展開したのではないかと思うのです。
(その後スーパーモーニングを、ほとんど見ていませんので今どういう姿勢になっているか実は知らないのですが・・・・・)
と言うわけで、小沢代表が立派かどうかと言う事を抜きにして、
この事件は国民を政治権力で情報操作している、国策捜査と言うか、
自民生き残り策捜査だと思うのです。
其れによって国民の選択の自由を奪おうとしているのです。
これは政府、検察、報道が結託した権力の横暴以外の何物でもないのではないでしょうか。