田口さん家族・金賢姫元死刑囚対面 日本の拉致被害者家族らが心境語る
今日のニュースはこの話で持ちきりで、お昼前から繰り返し繰り返し、どのチャンネルでも詳しく詳しく報道していた。
まだ1歳の時にお母さんを拉致された田口さんの息子さんの気持を思うと、お母さんを知っている人に会えただけで、どんなにか嬉しかっただろうと、私もちょっと涙を催しはしたけれど、他にニュースが無い時なら兎も角、
現在のような多事多難のご時勢にこの扱いは、ちょっと大げさすぎるのではないかという気がした。
今日の天木さんの記事でミサイル戦争の危険性を心配しておられたけれど、北朝鮮がテポドンの発射実験をすると言っているが、其れが人工衛星であってたとしも、(日本の)迎撃ミサイルで打ち落とすとアメリカが言っらどうなるか。
もしミサイル戦争にでもなってしまったら・・・・・ (以下引用)
テポドン2号は日本列島のはるか上空の大気圏外を通過して太平洋上に落下する可能性が高い。現行法上は、日本に被害が及ぶ場合のみ、自衛隊は警察権に基づいて危険を除去することができる・・・このため、今回の北朝鮮のミサイルに対して(出来ることは)・・・発射された弾道ミサイルの航跡を追尾し、落下地点などを割り出すことだ(だけ)・・・(しかも)日本が導入したMDシステムの能力で迎撃できるのはノドン級まで(で)、ノドンの最高高度は地上150キロ前後。テポドン2が正常に飛行すれば最高速度は地上600キロに達し、速度もノドンにくらべればはるかに速い。SM3(イージス艦からの迎撃)を発射してもミサイルの高度まで届かず、速さにも対応することはできない・・・
それなのに政府もメディアも、そして右翼世論も、やれ安保理決議違反を許すな、人工衛星でもミサイルでも同じだ、日本に飛来したらアメリカから導入したばかりのミサイル迎撃システムで撃ち落すのは当然だ、などと勇ましい発言を繰り返している。嘘から出た真ということにでもなったら、日本は高価なだけで、機能的には優れているとはいえないミサイルで、戦争を始めることにもなりかねないと言うのに・・・・・
14日にはソマリアの海賊退治に自衛隊が出動することになっている。
かんぽの宿の疑惑もまだまだ晴らせたとはいえない状態である。
世界金融危機の影響を受けた未曾有の不景気、
検察の選挙妨害目的としか思えない小沢民主党代表の秘書逮捕と、内外に問題は山積している。
そんな中での、金賢姫と田口さんの家族との面会報道は異常に長かったような気がしたのだった。